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■ヤマト運輸/埼玉県初、国際興業バスと連携した「客貨混載」の運行を2月25日より開始
埼玉県初!国際興業バスとヤマト運輸が連携した「客貨混載」の運行を2月25日より開始します!
国際興業株式会社
ヤマト運輸株式会社
2020年2月25日
国際興業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:南 正人、以下「国際興業」)とヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:栗栖 利蔵、以下「ヤマト運輸」)は、2020年2月25日(火)より、埼玉県飯能市内を運行する路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載※」を開始します。


背景と目的
飯能市内を運行する国際興業の路線バスは地域住民の皆様にご利用いただいているとともに、飯能市からは観光施設の積極的な誘致等のご支援をいただいておりますが、人口減などにより乗車人数が減り、将来の路線維持が難しくなるという課題があります。
一方ヤマト運輸は、埼玉県飯能市の飯能支店から名栗地区(片道約30km)と中藤・原市場地区(片道約10km)のお客さまに午後到着分の宅急便を配達する際、名栗地区では1台、中藤・原市場地区では2台のトラックが、支店へ宅急便を取りに戻る必要がありました。
この度、路線バスの車内スペースを活用して宅急便を輸送する「客貨混載」を、国際興業が運行する飯能駅発名栗方面のバス車内にて実施いたします。これにより、国際興業は宅急便の輸送による新たな収入源が生まれます。またヤマト運輸はセールスドライバー(以下、「SD」)の運転時間を削減し、その時間をお客さまとのコミュニケーションに充てることで、サービス品質の向上を図り、さらにCO2排出量の削減にもつなげます。
今後も両社では、高齢化や過疎化が進む地域等における課題解決と地域活性化に取り組んでいきます。

※ヤマト運輸の客貨混載は、全国16都道府県(北海道、岩手、群馬、東京、福井、長野、岐阜、愛知、京都、兵庫、奈良、和歌山、徳島、熊本、大分、宮崎)で運用中であり、埼玉県内では初の取り組みとなります。


客貨混載の取り組み詳細


(1)取り組み内容ヤマト運輸が名栗地区、中藤・原市場地区のお客さまに配達する宅急便を、国際興業 飯能営業所に持ち込み、路線バスに積み込みます。その後、路線バスはお客さまと荷物を乗せて飯能駅から運行を開始し、「尾長入口」、「上赤沢」それぞれのバス停で、ヤマト運輸の地区担当SDに宅急便を引き渡します。SDは引き渡された宅急便をお客さまにお届けします。



【フロー図】


(2)開始日:2020年2月25日(火)
(3)対象路線バス:飯能駅14時25分発→湯の沢15時26分着の1便(平日のみ運行)
(4)荷物積込、引渡場所

積込場所:国際興業 飯能営業所(埼玉県飯能市柳町10-6)
引渡場所:国際興業 尾長入口バス停(埼玉県飯能市大字原市場)、上赤沢バス停(埼玉県飯能市大字赤沢)の2ヵ所




出発式について
2月25日、国際興業飯能営業所にて、本取り組みの開始に伴う出発式を開催しました。

左から、ヤマトグループキャラクター「シロネコ」、ヤマト運輸 片山支社長、飯能市 大久保市長、埼玉運輸支局 森下支局長、国際興業 南社長、ヤマトグループキャラクター「クロネコ」



オリジナルクールボックス(縦600mm×横1100mm×高さ1200mm)



宅急便を積み込む様子(手前がクール宅急便、奥が常温の宅急便)



 
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