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■物流博物館/「シキ車」のミニ展示と関連映画上映を実施
物流博物館で「シキ車」のミニ展示と関連映画上映を実施



2020年1月16日

 東京都港区の物流博物館※1は、1月26日(日)、9回目となるマンスリー上映会で「シキ車」特集を上映するとともに、同日から3月29日(日)まで、昨年11月に引退した大物車※2「シキ800※3」のさよならミニ展示を行います。


(昨年11月に引退したシキ800)

 1月26日(日)の上映会では、1960〜70年代に大型変圧器の輸送の様子を撮影した3作品をデジタルリマスター版で上映します。
【上映作品】

「380トンジンボール」(製作:新潟映画社/企画:日本通運(株))
「68の車輪」(製作:東京シネマ/企画:日本通運(株))
「超重量に挑む−500トントレーラとシキ611」(製作:(株)電通・電通映画社/日本通運(株))

※マンスリー上映会(第9回「シキ車」特集)の詳細については、以下資料をご参照願います。
 さらに、上映会と同日から3月29日(日)まで、昨年11月に引退し、京都鉄道博物館での展示を最後に多くのファンの皆さまに見送られた「シキ800」のさよならミニ展示を行います。実際に使用された車票や物流博物館で所蔵している「シキ613」の模型などが展示されます。

※1物流博物館公益財団法人利用運送振興会(会長:齋藤充)によって運営されている日本で唯一の物流専門の博物館です。1958年に当社本社ビル内に創設された通運史料室を前身とし、物流を広く一般にアピールすること、次代を担うこどもたちに楽しく関心を持ってもらうことを目的として、1998年、現在の場所に開館しました。同館には、江戸時代以降の交通運輸にかかわる文書史料約6千点、美術工芸資料約2百点、実物資料約1千点、写真資料約10数万点、映像資料約2百点など、ほかに類を見ない特徴的で貴重なコレクションが収蔵されていますが、その多くが当社の寄贈・所有によるものです。
※2大物車(おおものしゃ)普通貨車には積載できない重量品などを輸送する貨車のこと。現在の大物車による輸送は、変圧器がほとんどです。車種記号は「シ」。
※3シキ8001973年に日本通運の私有貨車として製造され、主に大型変圧器の輸送を担ってきました。変圧器は各重電メーカーによって貨車との接続部分の構造が異なっていたため、当初は各メーカーが自社の仕様に合わせて大物車を製作・所有していました。これに対しシキ800は、荷受梁に工夫を施して各メーカーの方式に対応可能な150t級の汎用車として開発されたものです。最大長は26,680mm・160t積、中間梁使用時は最大長33,550mm・140t積です。台車は一般的な2軸ボギー台車を8個用いる多台車方式。積載時は45km/hで運用し、空車時は75km/hで回送可能。昨年11月に行われた輸送を最後に、運用を終了しました。

資料:2019年度 物流博物館マンスリー上映会|第9回「シキ車」特集


 
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