物流ニュース&用語辞典 powerd by e-LogiT
物流ニュース
ニュース 用語 セミナー
■出光興産/グリッドとAIを活用した配船計画の最適化で協業
出光興産とグリッド 業界初、AIを活用した配船計画の最適化で協業

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、トレードネーム:出光昭和シェル、以下「出光興産」)と株式会社グリッド(本社:東京都港区、代表取締役:曽我部完、以下「グリッド」)は、三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永竜夫、以下「三井物産」)と、数理最適化手法(※1)や機械学習・深層学習(※2)などのAI技術を活用した、「内航船による海上輸送(以下、配船)計画の最適化」の実証実験に取り組んでいることをお知らせします。

近年、様々な分野でAI技術の活用が進んでいますが、サプライチェーン分野においては熟練者の勘や経験に頼っている部分が未だ多く残っています。石油元売り業界においてもこれは例外ではなく、生産拠点から油槽所へ製品を海上輸送する配船計画を、担当者が複雑な制約条件を考慮しながら膨大な時間と手間をかけて策定していることは、業界全体の課題と認識してきたものの、こうした非常に複雑な計画業務を、コンピュータを活用して最適化・自動化させることは難しいと考えられていました。

このような業界課題を解決するため、今回の実証実験ではAI技術とサプライチェーン分野の双方の知見を有する三井物産によるプロジェクト支援を通じ、日本トップクラスのテクノロジーベンチャー企業としてグリッドが長年にわたり研究開発をしてきた最先端のAI・最適化技術と、出光興産が「エネルギーの安定供給」の使命のもと、長年の事業展開により培ってきた配船オペレーションの知見を組み合わせることで、業界に先駆けて配船計画の最適化および自動化を目指します。

※1 数理最適化手法
多様な制約の下で多くの選択肢の中から、特定の目的・指標を最大化、あるいは最小化させる値を求める「数理最適化問題」を解く為の手法。線形計画法など、様々な解法が存在することで知られる。

※2 機械学習・深層学習
 機械学習は、特定課題を解く為の手法を、コンピュータがデータからパターンを見出して求める技術・手法を指す。深層学習は、人間の脳機能を模して設計された機械学習手法の一種。
 
前の記事へ次の記事へ
【このURLを友達に教える
携帯版メールニュースの配信登録
最新の物流ニュースと1日1語(2語)の物流用語を平日朝7時ごろにお送りします。朝のコーヒー、通勤(通学)時に学んでください。
ご希望の方は、空メールを送信すると登録できます。
イー・ロジットの個人情報保護方針はこちら
サイト内検索
ホーム ページ下部
物流ニュース&用語集
 物流ニュース / 物流用語辞典 / セミナー情報
 ニュース登録(空メール)
事業内容
 社員教育 / 通販物流代行 / 物流改善・コスト削減
会社案内
 会社概要 / アクセス(地図)
 プライバシーポリシー
 訪問販売法に基づく表記
採用情報
 採用情報
 通販物流スタッフ(パート/アルバイト)
友達にURLを教える
お問い合わせ
Copyright(c)e-LogiT.com All Rights Reserved.