TOYO TIRE／ﾄﾗｯｸ･ﾊﾞｽ用低燃費ﾘﾌﾞﾀｲﾔ｢NANOENERGY M176｣を発売｜物流ﾆｭｰｽ

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■TOYO TIRE／ﾄﾗｯｸ･ﾊﾞｽ用低燃費ﾘﾌﾞﾀｲﾔ｢NANOENERGY M176｣を発売

ﾄﾗｯｸ･ﾊﾞｽ用低燃費ﾘﾌﾞﾀｲﾔ｢NANOENERGY M176｣を発売
TOYO TIRE株式会社（本社：兵庫県伊丹市､社長：清水隆史）は､転がり抵抗を当社従来品比で約9％低減し､車両の燃費性能向上に寄与するﾄﾗｯｸ･ﾊﾞｽ用低燃費ﾘﾌﾞﾀｲﾔを開発し､このたび､2020年1月より､｢NANOENERGY M176（ﾅﾉｴﾅｼﾞｰｴﾑｲﾁﾅﾅﾛｸ）｣を新商品として日本国内市場で順次発売しますのでお知らせいたします｡（価格はｵｰﾌﾟﾝ価格です）

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一般的に走行中の自動車のﾀｲﾔは､回転して路面を進む際､接地摩擦などの抵抗を受けることにより､ｺﾞﾑ内部でｴﾈﾙｷﾞｰﾛｽが発生します｡ｺﾞﾑ内部でｴﾈﾙｷﾞｰﾛｽの発生を抑えると転がり抵抗が良化するため､ﾀｲﾔそのものの低燃費性能は向上しますが､相対的に耐摩耗性能は悪化することになります｡
当社は､独自のﾌﾟﾛｾｽ技術により､ｺﾞﾑｺﾝﾊﾟｳﾝﾄﾞのｴﾈﾙｷﾞ－ﾛｽを約20%低減できるﾎﾟﾘﾏｰ｢Nano Composite Polymer（ﾅﾉ･ｺﾝﾎﾟｼﾞｯﾄ･ﾎﾟﾘﾏｰ）｣*1を開発し､今回､国内向け商品としては初めてNANOENERGY M176に採用しました｡ﾀｲﾔの転がり抵抗低減への寄与度が最も高いｷｬｯﾌﾟﾄﾚｯﾄﾞ部､およびﾍﾞｰｽﾄﾚｯﾄﾞ部に､この独自開発ﾎﾟﾘﾏｰを使用することによって優れた低燃費性能を実現すると同時に､高い耐摩耗性能を維持しています｡
さらに､経済性や耐久性､低燃費性能や環境性能をﾊﾞﾗﾝｽよく向上させる､当社独自のﾄﾗｯｸ･ﾊﾞｽ用ﾀｲﾔ基盤技術｢e-balance（ｲｰﾊﾞﾗﾝｽ）｣*2を活用し､ﾄﾗｯｸ･ﾊﾞｽ用ﾀｲﾔに求められる複数の性能特性を高次元で満足させた製品を実現しています｡?当社は､中期経営計画｢中計'17｣において､ﾄﾗｯｸ･ﾊﾞｽ用ﾀｲﾔの国内向け低燃費商品の投入を成長戦略の一つとして掲げて取り組んでいます｡高い耐摩耗性能を維持しながら､背反する低燃費性能をより向上させたNANOENERGY M176は､ﾄﾗｯｸ車両､ﾊﾞｽ車両の燃費改善に寄与するとともに､車両から排出されるCO2の削減にも貢献できるものとなります｡当社は､専門的に蓄積してきた知見を活かし､お客様の課題解決､社会の要請に応えるﾄﾗｯｸ･ﾊﾞｽ用ﾀｲﾔの開発と普及に今後とも注力してまいります｡
*1: ｢Nano Composite Polymer｣は､当社が2018年3月に確立した､Nano Balance Technologyにおける｢ﾅﾉ加工｣の進化技術（ｺﾝﾊﾟｳﾝﾄﾞ作製前に固形ｺﾞﾑ中のﾌｨﾗｰ構造を最適化する当社独自の技術）によって生み出されたﾎﾟﾘﾏｰ｡ﾌｨﾗｰの凝集塊が飛躍的に低減し､均一かつ高度に分散された理想的なﾌｨﾗｰ状態を確保した｡この結果､従来に比べてｴﾈﾙｷﾞｰﾛｽを約20％抑制できるｺﾞﾑ配合技術に成功している｡*2: ｢e-balance｣は､1.ﾀｲﾔ形状安定､2.高剛性新ﾋﾞｰﾄﾞ､3.最適化ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝにより､4つのe効果､Economy（経済性）､Endurance（耐久性）､Energy（低燃費）､Ecology（環境）をﾊﾞﾗﾝｽよく向上させた当社のﾄﾗｯｸ･ﾊﾞｽ用ﾀｲﾔ基盤技術｡
以　上　
《ご参考：主な商品特長》
■ﾀｲﾔｺﾝﾊﾟｳﾝﾄﾞは､転がり抵抗低減への寄与度が最も高いｷｬｯﾌﾟﾄﾚｯﾄﾞ部およびﾍﾞｰｽﾄﾚｯﾄﾞ部にNano Composite Polymerを採用し､ﾅﾉﾚﾍﾞﾙでの高度な分散体を使用することで従来品と同ﾚﾍﾞﾙの高い耐摩耗性能を維持しつつ､転がり抵抗を約9％低減しました｡（当社従来品比）

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■ﾀｲﾔﾊﾟﾀｰﾝに｢最適ﾘﾌﾞ配分｣｢ﾘﾌﾞ分断S字ｻｲﾌﾟ｣｢ﾏﾙﾁﾋﾟｯﾁｸﾞﾙ－ﾌﾞ｣を採用し､従来品の　　優れた耐摩耗性能を確保したうえで､耐偏摩耗性能やﾄﾗｸｼｮﾝ性能などの向上も図っています｡

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■ｻｲｽﾞ展開（全4ｻｲｽﾞ）??11R22.5　14PR? 11R22.5　16PR? 295/80R22.5　153/150J? 245/70R19.5　136/134J