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■PALTAC/業容拡大と技術革新による生産性向上を見据え 「RDC埼玉」を開設
業容拡大と技術革新による生産性向上を見据え 「RDC埼玉」を開設
〜さらなる自動化・効率化に向けた挑戦〜

株式会社PALTAC(本社・大阪市 代表取締役社長 糟谷 誠一)は、本日「RDC埼玉」を 埼玉県北葛飾郡杉戸町に開設し、2019 年 11 月より稼働いたします。 このたび開設する「RDC埼玉」は、国内最大市場である首都圏における業容拡大に対応する 出荷能力拡大、及び労働人口減少に伴う人手不足に対応し得る大幅な生産性向上の実現を目的とし ております。 特に人手不足への対応に向けては、昨年8月に稼働した「RDC新潟」にて導入済みである 「SPAID」を約5倍の規模で展開するとともに、さらなる進化に挑戦した当社最大規模の 物流センターとなります。 「SPAID」導入第1弾のセンターである「RDC新潟」では、ピースピッキング作業にお いて従来と同じ作業人員数で2倍の処理を実現するとともに、自動化・ロボット化の推進により 危険作業や人への負担が多い作業の軽減などを実現しております。 「RDC埼玉」においては、「RDC新潟」で蓄積したノウハウを元に進化(深化)させ、さら なる自動化・効率化に向けた機器・仕組みを導入し、人手不足の環境下においても安定した出荷 を可能とする「生産性」の追求と、より「人に優しい」物流センターの実現を目指してまいりま す。 PALTACは、最新テクノロジーの活用をはじめ、これまでの卸の枠にとらわれない流通改 革に挑戦し続け、「顧客満足の最大化と流通コストの最小化」を目指し、インフラ企業としての役 割を果たしてまいります。
(注)1.RDC (Regional Distribution Center):大型物流センター
2.SPAID(Super Productivity Advanced Innovative Distribution):AIやロボット等 の最新テクノロジーと当社が持つ物流ノウハウを融合させた、独自開発の次世代型 物流システム
<開設の目的>
(1)首都圏における流通効率化の推進
■首都圏における業容拡大に対応できる当社最大規模センターで「SPAID」を展開
年間出荷能力 1,200億円 「RDC新潟」より始動した「SPAID」を約5倍の規模のセンターで展開 →「RDC新潟」と比べ、出荷効率向上・出荷単位あたり初期投資コスト半減
■圏央道近くの立地を活用した、首都圏全域へのスムーズな商品供給
(2)大幅な生産性向上の追求・人に優しい物流センターの実現
■深刻化する労働人口減少への対応
人手不足の環境下でも安定した出荷を実現 →ピース出荷の人員生産性、従来比2.5倍
■負担が多い作業や危険な作業を自動化
・ロボット化 →自動入庫検品システム
・AIケースピッキングロボット
・AIケースローディングロボット により、ケースの入荷から出荷まで、重い物を取り扱う工程の大部分を自動化
■サプライチェーン全体を視野に入れた生産性向上
配送ドライバーの労働環境改善などホワイト物流の推進につながる仕組みの構築 →自動入庫検品システム・入荷予約システム導入により、ドライバーの荷降し時間・ 待機時間を削減
■作業工程のさらなる自動化
・効率化に向けた、主な機器・仕組み →AIピースピッキングロボット(RightHand Robotics 社との協働 ※1)
・「MUPPS」方式(歩かない・探さないピッキング)における商品保管用トレーからの ピッキング作業を自動化 ・AI学習機能により商品の事前登録作業や商品ごとの把持操作プログラミングが不要 →AIケースローディングロボット(MUJIN 社との協働 ※2)
・ケース出荷における積み付け(重い物を持ち運ぶ)作業を自動化 ・同一ロボットで3種別以上の出荷マテハンに積み付け可能(世界初 ※3) →AIケースピッキングロボット(Kyoto Robotics 社との協働 ※4)
・パレット自動倉庫からのケース出庫(重い物を持ち運ぶ)作業を自動化
・目(ビジョンセンサー)と脳(AI)の進化により商品の事前登録が不要
・世界最速 700 ケース/hの高速ピッキング
※5 →自動入庫検品システム ・センサーによる入庫検品作業の自動化(危険を伴うフォークリフト作業不要)
・ドライバーの荷降し時間を削減 →入荷予約システム
・予約からバース誘導まで、高効率でスムーズな運用
・ドライバーの待機時間を削減
(注)「MUPPS(Multitaskcrane Piece Picking System)」方式: 商品が人の手元に流れてくるピースピッキング方式 人が商品を取りに行く従来方式において作業時間の半分を占めていた歩行をなくすことで より多くのピッキングが可能となる
※1 詳細は 2019 年3月 19 日リリース「株式会社PALTAC・RightHand Robotics, Inc. 協業により物流センターの自動化を推進」をご参照ください。
※2 詳細は 2019 年6月 13 日リリース「株式会社PALTAC・株式会社 MUJIN 協業に よるケース積み付けの自動化を推進」をご参照ください。
※3 2019 年7月当社調べ
※4 詳細は 2019 年5月 15 日リリース「株式会社PALTAC・kyoto Robotics 株式会社 協業によるマスターレスの物流自動化を推進」をご参照ください。
※5 2019 年7月当社調べ
(3)BCPの観点
■平時はもとより有事の際にも「安定供給」できる体制 →全て免震構造を採用 →非常用発電機を設置 →サーバー2重化による停止しないシステム体制 →RDC関東・RDC横浜・RDC新潟との相互補完体制
新設RDCの概要
所在地 埼玉県北葛飾郡杉戸町大字屏風 200 番地1
敷地面積 66,620.33 u(約 20,153 坪)
建築面積 建坪 20,588.08 u(約 6,228 坪)
延坪 45,374.39 u(約 13,726 坪)
内 自動倉庫 4,600.23 u(約 1,392 坪)
年間出荷能力 1,200 億円 総投資額 230 億円
 
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