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■東レ/インドにおける樹脂コンパウンド拠点の生産開始
インドにおける樹脂コンパウンド拠点の生産開始について

東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)は、当社インド現地法人であるToray Industries(India)Private Limited(略称:TID)に新設した樹脂コンパウンド拠点において、耐熱性や耐薬品性、機械強度等に優れ、自動車の機構部品や電装部品、電機電子製品等に使われる、ナイロン樹脂及びPBT樹脂コンパウンド製品の生産を2019年9月より開始いたしました。TIDは、インドにおける日系樹脂メーカーとして初のエンジニアリングプラスチック生産拠点であり、年産約5,000トンの設備を早期にフル稼働させる計画です。

インド経済は、2019年から2030年にかけ年率6%の高い成長が見込まれる有望な市場です。所得水準の向上に伴い、自動車や家電等、高級品や高付加価値品の需要が拡大しており、エンジニアリングプラスチックの需要拡大が予想されます。本コンパウンド拠点は、現地生産による安定供給とリードタイム短縮、在庫・デリバリー、現地開発力等の機能を強化することを目的として新設したものであり、今後拡大が期待されるインドでのエンジニアリングプラスチック需要をいち早く確実に取り込み、インドでの一層の事業拡大を目指します。

また、インド国内では、さらなる高機能化ニーズの高まりと共に高機能素材の需要が増加すると見ており、当社は地産地消の考え方を基本に、将来の現地でのPPS樹脂のコンパウンド生産とテクニカルセンターの新設についても検討を開始いたします。現地ニーズを迅速に把握し製品開発に生かすことで、近年の環境規制強化などによるお客様の要求特性高度化にスピーディーに対応してまいります。

東レは、中期経営課題"プロジェクト AP-G 2019"の基本戦略の一つとして、「グローバルな事業の拡大と高度化」を推進しています。今後、スリシティーのTID事業拠点を、インド内需のみならず、南アジアを主とするグローバルオペレーションの拠点として活用していく計画です。
今後も、海外拠点の拡充と、有機的な連携をさらに強化し、グローバルな事業拡大を強力に推し進めてまいります。

<ご参考>
○Toray Industries (India) Private Limitedの概要
(1)名称:Toray Industries (India) Private Limited (略称「TID」)
(2)設立:2014年1月
(3)所在地:首都ニューデリー近郊都市グルガオン(ハリアナ州)
(4)資本金:10,543百万INR
(5)株:東レ株式会社、東レインターナショナル株式会社
(6)代表者:末永繁一
(7)事業内容:インド国市場調査及び東レグループ事業拡大・進出のための支援、樹脂コンパウンド製品の製造・販売

以上
 
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