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■日立ソリューションズ・クリエイト/モバイルデバイスなどを活用した倉庫管理業務向け「ヤード管理システム」を販売開始

モバイルデバイスなどを活用した倉庫管理業務向け「ヤード管理システム」を販売開始
〜作業者の経験や記憶に依存しない在庫管理によりサプライチェーンの安定化に貢献〜


2019年9月26日株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト(本社:東京都品川区、取締役社長:竹田 広光/以下、日立ソリューションズ・クリエイト)は、自動化が困難な工場や屋内外の倉庫管理業務向けに、モバイルデバイス(スマートフォン・タブレット端末など)と現品識別技術(バーコード、二次元バーコード、RFIDなど)を活用して、在庫品の保管場所把握と現品識別の効率化を支援する「ヤード管理システム」を『モバイルスクエア・プラス』のラインアップに追加し、本日から販売開始します。 これにより、製造工程への原材料/仕掛品投入、工場外への完成品出庫において、作業者の経験や記憶に依存しない運用を実現し、リードタイムやサプライチェーンの安定化に貢献します。
 近年、少子高齢化による労働力不足が深刻化する中、さまざまな業種において、ICTの活用や多様な人財の活用などによる業務効率改善の取り組みが行われています。 製造業のサプライチェーンにおいては、リードタイムの短縮・安定化が事業運営上、重要なポイントとなっており、その実現に向け、倉庫管理業務では、自動倉庫やロボット活用による自動化が進展しています。 一方で、「敷地が広大」「現品が大きい」「保管場所が分散」「回転率が低い」「多品種を扱う」「現品が汚れる」といった特徴を持つ倉庫においては、標準ルールに基づく運用が困難なため自動化が難しく、その管理業務については業務を熟知した作業者の経験や記憶へ依存している状況であり、今後、サプライチェーンに対しリスク(工程/納期遅延の発生など)になることが懸念されています。
 日立ソリューションズ・クリエイトでは、これまで工場におけるさまざまな作業工程・用途に向けた製造実行システム(MES)関連のシステム開発、ソリューション提供を行ってきました。 このたび、お客さまへ提供実績のある製造現場向けのヤード管理適正化ソリューション(日立のLumadaユースケース登録済み)に、当社の強みであるモバイル技術を融合してパッケージ化しました。 *Lumadaはデジタルイノベーションを加速する日立のソリューションです。 *該当するLumadaユースケース :http://www.hitachi.co.jp/products/it/lumada/usecase/case/pdf/uc_00821.pdf
 自動化が難しく人手による運用が残る倉庫業務において、現場で抱える課題の解決に寄与するとともに、属人性の排除によって「多様な人財の活用」、「工場敷地の有効活用」などの経営課題の解決にも貢献するものであり、製造業のみならず、幅広い分野のお客さまに提供していきます。
 なお、本製品は、2019年10月9日〜11日に開催される「IoT Japan 2019」(会場:東京ビッグサイト 西展示棟)に出展します。ぜひこの機会にご覧ください。<「IoT Japan 2019」出展内容紹介URL>https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/seminar/2019/1009_01/index.html


利用イメージ



「ヤード管理システム」の特長
1.作業者の経験・記憶に依存しない運用が可能
 入庫時に、納品書・入庫指示書などにある現品の仕様情報、区画看板など置場を表す区画情報、現品の識別情報を、バーコード、二次元バーコード、RFIDなどのタグを活用して紐づけ登録することにより、事務所・詰所で保管場所が特定できます。これにより、出庫の際、入庫した本人以外でも迷わずに現場へ直行することができ、リードタイムの安定化が図れます。(*タグについては、使用環境を踏まえて、最適なものを選択します。) また、出庫時には、現地にて、現品に貼られたタグをモバイル端末などで読み取り、正しい出庫対象であると識別できるため、誤出庫も防止できます。
2.汎用モバイルデバイスの活用で環境構築・運用の煩雑さを軽減
 日立ソリューションズ・クリエイトのモバイル技術を活用することにより、汎用的なスマートフォンやタブレットの利用が可能です。業務で利用中の端末を有効活用できるため、専用端末の購入コストや管理の手間を軽減できます。 また、スマートフォンやタブレットで使用しているLTE回線で通信可能なため、事務所・詰所へのデータ同期用PCの設置や無線LAN環境の構築の手間も解消できます。
3.導入コストと負荷を軽減
 ソフトウェア、サーバ、端末管理機能、モバイルアクセス機能などをパッケージ化して提供するため、個別開発を前提とした同様のソリューションに比べ、導入コストの軽減や納期の短縮が可能です。また、仕様決定や受入テストにかかるお客さまの負荷も軽減することが可能です。


提供価格


品名概要価格

ヤード管理システム サーバライセンス
サーバ1台ごとに必要なライセンス
5,000,000円


ヤード管理システム クライアントデバイスライセンス
端末1台ごとに必要なライセンス
300,000円





その他、導入サービスなども用意しております。詳細はお問い合わせください。

価格表の表示価格は「総額表示義務に関する消費税法の特例」に基づき、すべて消費税抜きの価格です。 別途消費税を申し受けます。



出荷開始予定日
2019年12月1日


販売目標
今後5年間で売上5億円


モバイルスクエア・プラスとは
 日立ソリューションズ・クリエイトは、 『Any things + モバイル』 というコンセプトのもと、「業務システムにモバイルをプラス」「製品にモバイルをプラス」「モノにモバイルをプラス」を実現するソリューション群 『モバイルスクエア・プラス』 を提供し、事業拡大を進めています。今回発表した『ヤード管理システム』は、「業務システムにモバイルをプラス」する取り組みから開発したシステムです。


製品紹介URL
https://www.hitachi-solutions-create.co.jp/solution/yard_management/index.html
 
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