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■商船三井/"にっぽん丸"でAI技術を活用した船舶画像認識システムの実証実験を開始
"にっぽん丸"でAI技術を活用した船舶画像認識システムの実証実験を開始- 見張り自動化への挑戦プロジェクト FOCUS EYE -


株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、株式会社センスタイムジャパン(社長:勞世пiろう せいこう)、本社:京都府京都市)と共同で、新たな船舶画像認識・記録システムを開発し、当社のグループ会社である商船三井客船株式会社(社長:山口直彦、本社:東京都港区、以下「商船三井客船」)の"にっぽん丸"に搭載、実証実験を開始しました。本システムは当社知見を盛り込み、AI(ディープラーニング)技術を活用して他の船舶などを認識する画像認識エンジンを開発した上で、GPU(画像処理ユニット)を搭載した端末と超高感度・超高精度カメラを接続することで高精度に船舶を認識し、自動記録されるというものです。
夜間など視界不良時にも対応可能な画像認識技術は、従来船舶自動識別装置(AIS)で捉えることが出来なかった小型の船舶(*)等の認知も可能とします。当社は将来的に自律航行船の実現を目指す上で、この画像認識を見張りの自動化へ向けた必要な要素技術と位置付けています。
*船舶自動識別装置(Automatic Identification System)は国際条約および国内法で船舶への搭載が取り決められていますが、300総トン数未満の外航船、500総トン数未満の内航船は搭載義務がありません。
今回構成したシステムでは撮影した画像データが自動記録されるため、それらのデータを活用することで今後は認識状況の精査を重ね、画像認識エンジンの解析精度をさらに高めていく予定です。
当社では高性能な画像認識/記録システムに加え、既に実用化されている「AR航海情報表示システム」(註1)などの認知にかかわる航海支援システムを「FOCUS EYE」シリーズとし(註2)、安全運航強化に向けて航海中の 乗組員の見張りをサポートするシステムの開発・改良を継続するとともに、自律航行船の実現を目指し、見張り自動化へ向けた技術の開発を加速していきます(註3、4および下図参照)。
商船三井は、2016年11月に発表した「船舶維新NEXT〜MOL SMART SHIP PROJECT〜」の掲げる高度安全運航支援・環境負荷低減を推進すると共に、ICT技術を利活用したサービス向上を通じ、物流のビジネスパートナーとしてお客様に選ばれる企業グループを目指します。


船舶画像認識/記録システム


商船三井客船"にっぽん丸"



船舶画像認識/記録システム画面例





(註1)2019年4月22日付プレスリリース「AR航海情報表示システムを大型原油タンカー21隻に搭載決定 - 航海中の見張りや操船をサポートし、世界最高水準の安全運航へ -」
(註2)2018年10月15日付プレスリリース「始動!『FOCUS』プロジェクト 〜 業種を超えた協創、ICTを活用した データドリブンな取り組みを通じて更なる安全運航強化・環境負荷低減を実現する 〜」
(註3)2018年12月21日付プレスリリース「衝突回避アルゴリズムを活用した先進的な航行支援システムの評価、 および公開実験を実施 -自律航行に向けた自動衝突防止にも繋がる取り組み-」
(註4)2019年7月11日付プレスリリース「自動離着桟の実証実験を実施」
 
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