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■日本貨物鉄道/機関車へのリモートモニタリングサービスを導入
機関車へのリモートモニタリングサービス導入について
このたび当社では、リアルタイムに機関車の状態を監視しそのデータを蓄積・解析する ことで、機関車の保守コストの削減と安定輸送の向上を図ることを目的に、東芝インフラ システムズ株式会社が開発した「リモートモニタリングサービス」を導入することとしま した。 この装置を導入するにあたっては、2017 年より機関車 3 両を用い試験運用を行ってまい りましたが、今般、技術的な目途が立ちました。 今後、機関車の故障予測等の精度向上を図るためにはさらなる車両データの収集と分析 が必要となることから、北海道新幹線との共用区間を走行する EH800 形式交流電気機関車 全車両に「リモートモニタリングサービス」を導入します。 当社は、今後も持続可能な社会の実現を目指しながら、安定輸送を提供しさらなるお客 様サービスの向上に努めてまいります。
1.「リモートモニタリングサービス」の概要等
(1)仕組み(別紙参照)
機関車の運転席に設置した IoT 端末から車両の状態のデータを自動的に地上サーバ に伝送・蓄積することで、リアルタイムに機関車の状態監視を行います。伝送された データは WEB ブラウザを用いて見える化を行い、インターネットが繋がる環境であれ ばどこでも PC・タブレット等で監視可能となるほか、そのデータを蓄積して、故障予 測等、様々な活用が可能となります(特許出願中)。
(2)効 果
@これまでメモリーカードに蓄積して人が機関車から持ち帰っていた運転操作のデー タを、サーバに自動的かつリアルタイムに伝送することで、データの抽出にかかる 作業時間を短縮し、事故原因解析の迅速化を図ります。
A新たに機関車の機器・設備の状態のデータを蓄積し、そのデータを解析することで、 故障の予測や機器の劣化把握を行い、車両故障の削減や復旧までの時間短縮により 安定輸送の向上を図ります。
(3)スケジュール
2019 年度末までに EH800 形式交流電気機関車 20 両全てに導入を完了し、2020 年 度から故障予測の検証分析を開始し、効果検証を行います。その結果を踏まえ他形式 機関車への展開を検討します。
 
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