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■バローホールディングス/「ホワイト物流」への取り組み開始
バローグループ持続可能な物流の実現に向けて
〜 「ホワイト物流」への取り組み開始のお知らせ
当社グループは、調達から販売までを一貫して担う「製造小売業」としてのビジネスモデル構築を志向し、製造・ 加工拠点、物流センター等のインフラを整備し、自ら中間流通機能を担いながら、流通経路の効率化に努めてい ます。現在、運輸業界のみならず、事業活動において輸送を必要とする多くの業界で、トラック運転手の不足等を 背景に、物流の安定的な確保が課題となっております。当社グループがビジネスモデルの実効性を高める上でも、 持続可能な物流は必要不可欠です。そこで、当社は国土交通省・経済産業省・農林水産省が参加の呼びかけを 行う「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、7月8日に「自主行動宣言」を提出いたしましたので、下記のとおり お知らせいたします。なお、この取り組みは、スーパーマーケット事業の中核企業である株式会社バローのドライ 物流センター(加工食品・菓子・酒・雑貨)を対象に開始しますが、グループの物流業務を担う中部興産株式会社 を軸に、今後グループを挙げた取り組みへと発展するよう検討してまいります。

【「自主行動宣言」の主な取り組み項目】
1.入荷予約システムの活用
これまで、お取引先様側(メーカー・卸売業・配送業者)では当社物流センター入荷時に、待機時間が 発生するなどの問題が生じておりました。そこで、2019年3月上旬に入荷予約システム(株式会社ロジ クリエイト様開発の「Li-SO」)を「一宮ドライ物流センター」(愛知県一宮市)へ試験導入し、同月中旬に 「豊田物流センター」(愛知県豊田市)へ展開後、5月には旗艦センターの「可児ドライ物流センター」 (岐阜県可児市)に展開を拡大しました。6月末現在、入荷予約システムを利用するお取引先様は248 社、事前予約比率は90%となっており、お取引先様側では待機時間の削減、当社側では入荷作業の 効率化が図れるなど、双方でメリットを享受しています。
2.加工食品の発注リードタイムの変更
株式会社バローのドライ物流センターでは、お取引先様(メーカー・卸売業)は商品の店舗到着日(以 下、「店着日」といいます)の1日前に、発注データを受信しています。データ受信から当社物流センタ ーへの出荷までの時間が少なく、お取引先様側では必要なトラック台数の確保など、出荷作業に係る 負担は少なくありません。当社物流センター側でも入荷時間にバラツキが生じるなど、双方で問題が 生じておりました。そこで、2019年11月を目処に、店着日の2日前に発注データを受信するように変更 いたします。お取引先様側では出荷への段取り時間を持つことができ、当社側ではセンターから店舗 への配送を柔軟に組み立てられるなど、双方の作業平準化をメリットとして想定しています。
3.入出荷許容率1/3ルールの見直し
株式会社バローでは、前年より食品廃棄物削減への取り組みを本格化したことから、商慣行に基づく 入出荷許容率(1/3ルール)も見直す時期にあると認識しています。2019年7月より、「可児ドライ物流 センター」への入荷商品を対象に入出荷許容日数を順次緩和しています。例えば、賞味期限360日の 商品については従来、製造から120日を経過した預かり在庫を除外する作業が発生しておりましたが、 今後は基準を180日に変更します。お取引先様(メーカー・卸売業)への返品を低減することで、製造 からセンター入荷段階までに発生していた食品廃棄物の削減に寄与したいと考えています。
以 上
 
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