ﾏﾙﾊﾆﾁﾛ物流／名古屋物流ｾﾝﾀｰを建設｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾏﾙﾊﾆﾁﾛ物流／名古屋物流ｾﾝﾀｰを建設

株式会社ﾏﾙﾊﾆﾁﾛ物流の概要
株式会社ﾏﾙﾊﾆﾁﾛ物流は，1924 年に大洋漁業株式会社（現在のﾏﾙﾊﾆﾁﾛ株式会社）の前身である林兼商店の冷蔵倉庫事業として創業して以来，ﾏﾙﾊﾆﾁﾛｸﾞﾙｰﾌﾟの一員として東北，関東，中部，関西，九州に低温物流事業を展開しています｡名古屋市においては，1967 年に開設した日比野物流ｾﾝﾀｰの他､1988 年開設築港物流ｾﾝﾀｰ 1998 年に名古屋中央卸売市場内に開設された名古屋市場事業所の 3 拠点を設けており，名古屋港からの動物検疫対象貨物を含む保税貨物や中央卸売市場関連の水産農産品などの保管配送事業を行っています｡
１株式会社ﾏﾙﾊﾆﾁﾛ物流
(1) 所在地：東京都中央区豊海町 14 番 17 号
(2) 設立：2002 年 10 月
(3) 代表者：代表取締役社長岡崎博
(4) 資本金：4 億 3 千万円
(5) 売上高：226 億円（2018 年度）
(6) 従業員数：562 名（2019 年 6 月時点）
(7) 事業内容：低温物流事業（冷蔵倉庫業･運送取扱事業･通関業）
２株式会社ﾏﾙﾊﾆﾁﾛ物流ｻｰﾋﾞｽ中部
(1) 所在地：愛知県名古屋市熱田区大宝 1-9-8
(2) 設立：1991 年 4 月
(3) 代表者：代表取締役社長藍原清
(4) 資本金：10 百万円
(5) 売上高：347 百万円（2018 年度）
(6) 従業員数：32 名（2019 年 5 月時点）
(7) 事業内容：(株)ﾏﾙﾊﾆﾁﾛ物流が所有する冷蔵倉庫における入出庫作業及び入出庫時の立会･検数作業等の荷役業務
３新設物流ｾﾝﾀｰの概要
(1) 事業所名：株式会社ﾏﾙﾊﾆﾁﾛ物流名古屋物流ｾﾝﾀｰ（仮称）
(2) 所在地：愛知県名古屋市港区空見町 1-42
(3) 敷地面積：19,931.48 ㎡
(4) 建築面積：7,928.99 ㎡
(5) 設備能力：37,469 ﾄﾝ
(6) 着工予定：2019 年 7 月
(7) 開業予定：2021 年 4 月
(8) 投資予定額：70.7 億円
(9) 総従業員数： 50 名
(10)事業内容：冷凍食品を中心に農畜産品等の保管業務､運送取扱事業､通関事業及び流通加工事業名古屋物流ｾﾝﾀｰ（仮称）の建設に関してこの度２０２１年４月の開業に向け建設着工しました｡国内市場の変化と多様なﾆｰｽﾞに対応する事を目的に､加工食品等の高回転貨物の対応に特化した物流ｾﾝﾀｰという位置づけとし､市場の環境変化に迅速に対応し､お客様のﾆｰｽﾞにより的確にお応えする体制が整うと共に､今後､新たに建設される弊社冷蔵倉庫の方向性を示すものと考えております｡
名古屋物流ｾﾝﾀｰ（仮称）
事業ｺﾝｾﾌﾟﾄは次の通りとなります｡
① 将来の人手不足に対応する為に全自動倉庫を採用し自動化と省人化を実現､高品質な物流ｻｰﾋﾞｽの提供を目指します｡
② 冷却設備は自然冷媒（ｱﾝﾓﾆｱＣＯ２）を採用し環境に配慮したｾﾝﾀｰとなります｡
③ 株式会社ﾗﾝﾃｯｸと協業により中部地区の輸配送拠点としての役割を果たします｡伊勢湾岸高速道路の名港中央ｲﾝﾀｰから１ｋｍに立地しておりｱｸｾｽの利便性を確保しております｡
④ 大地震の発生に備え､冷蔵庫棟はﾌﾟﾚｷｬｽﾄ･ﾌﾟﾚｽﾄﾚｽﾄ･ｺﾝｸﾘｰﾄ（ＰＣａＰＣ）免震構造を採用し高い安全性を確保した設計となっております｡なお，当ｾﾝﾀｰの運営は㈱ﾏﾙﾊﾆﾁﾛ物流が，荷役業務は，全額出資子会社の(株)ﾏﾙﾊﾆﾁﾛ物流ｻｰﾋﾞｽ中部が担当します｡