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■商船三井/インド・GAIL社とLNG船1隻の定期傭船契約を締結
インド・GAIL社とLNG船1隻の定期傭船契約を締結?〜インド最大のガス供給会社であるGAIL社と初の定期傭船契約を締結〜

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は6月19日、商船三井100%出資子会社を通じて、インドのガス公社でありガス供給事業最大手のGAIL (India) Limited社(本社:ニューデリー、以下「GAIL」(*1))と、LNG船1隻(以下、本船)の定期傭船契約を締結しました。
GAILはインド国内へのガス供給とガス化学工業、を主軸とした、インド石油天然ガス省の所管下にある国営企業です。同社は年間合計1,400百万トンのLNG購買契約を有し、近年ではインドで初めて北米シェールガスの輸入を開始、本船はその輸送に従事する予定です。
著しい経済成長に伴いガス需要の継続的な増加が見込まれるインド(*2)において、商船三井はLNG輸入黎明期からLNG輸送プロジェクトに参画。現在ではLNG輸送のみならず浮体式LNG受け入れターミナルプロジェクト、世界初の大型エタン輸送船によるエタン輸送プロジェクトなどインドにおけるほぼ全てのLNG・エタン輸送プロジェクトに関与し、同国のエネルギー輸送に貢献してきました。
本件は商船三井がインドにおいて数多くのプロジェクトをリードしてきた経験と世界最大のLNG船事業会社としての当社実績が高く評価され、締結に至りました。これは今期経営計画「ローリングプラン 2019」が掲げる「強み分野への経営資源の重点投入」の一環です。商船三井は今後もインドを最重点地域と位置付けますますの拡大が見込まれる同国のエネルギー輸送需要に応えるべく、LNGのみならず原油、LPG、エタン等の多様な分野において、高度な安全運航管理体制と共にお客様のニーズに沿った輸送ソリューションを提供していきます。







セレモニーの様子

(*1) GAILインド国内に11,400KMの既存ガスパイプラインと4,000KMの建設中のガスパイプラインを有するインド最大のガス供給会社。主軸のガス供給事業とガス化学工業に加え、資源開発とLNGトレーティングも行う。2018年度の連結売上高は110億ドル/年(約1兆2000億円)を超え、純利益は9億ドル/年(約1030億円)。
(*2) インドでは年間約2,200万トンのLNGが輸入されており、2030年には約4,000万トンへ増加することが予測されている。インドへのLNG供給は2010年頃まではカタールからの輸入が約90%を占めていたが、現在は米国、アフリカ、豪州、ロシア、オマーンなど複数の国・地域に拡大。
 
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