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■出光興産/最新鋭大型原油タンカー 「APOLLO ENERGY」が竣工

最新鋭大型原油タンカー 「APOLLO ENERGY」の竣工式典の実施について




2019年04月18日
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下 当社)は、株式会社名村造船所(本社:大阪市西区、代表取締役社長:名村 建介、以下 名村造船所)の伊万里事業所にて建造された最新鋭の大型原油タンカー(VLCC)の竣工式典を行い、本船を「APOLLO ENERGY(カナ:アポロ エナジー、以下 本船)」と命名しました。


名村造船所 伊万里事業所にて「APOLLO ENERGY」が竣工

本船は、当社の100%出資子会社である出光タンカー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:寺内 正、以下 出光タンカー)の船隊整備の一環として、2016年に発注された最新鋭のマラッカマックス型※1のVLCCです。出光タンカーは1962年に当時世界最大の13万トンタンカー「日章丸」を、1966年には世界で初めて20万トンを超えるVLCC「出光丸」を建造するなど、大型タンカーのパイオニアとしてVLCCの建造と運航で海運業をリードしてきました。近年では2014年に従来船と比較し1割以上の燃料消費量削減を実現した31万トンタンカーの「APOLLO DREAM」を建造し、環境に配慮した技術の導入にも取り組んでいます。※1 マラッカマックス型:マラッカ海峡を通過できる最大船型本船は、名村造船所独自の技術であるNCF(Namura flow Control Fin : プロペラ前方の整流装置)や超燃費削減型の船底外板塗料の採用など燃料消費量の削減に力を入れています。また、MLC,2006※2を設備面でも適用しており、乗組員の生活環境にも配慮しています。※2 「Maritime Labour Convention, 2006」2006年にILO(国際労働機関)により発効された海上の労働に関する条約20年間の長期使用を目指し、航海に欠かすことのできない無線・航海計器が故障した際に、陸上から不具合部位を特定できる監視システムを採用するなど、乗組員による保守整備作業を容易にする、新しい技術も取り入れています。2019年4月17日に名村造船所、当社の両社長が出席し竣工式典を実施、本船を「APOLLO ENERGY」と命名するとともに、名村造船所から引き渡しを受けました。当社は本船を船隊に加えることにより、日本のエネルギーセキュリティに貢献するとともに、環境への取り組みを一層強化してまいります。
【本船概要】

(1)船  型
:31万載貨重量トン VLCC
(2)造 船 所
:名村造船所 伊万里事業所
(3)主要寸法
:全長338.95メートル×幅60メートル×深さ28.5メートル×喫水21.075メートル
(4)総トン数
:159,984トン
(5)航海速力
:約15.5ノット




「APOLLO ENERGY」は全長338.95メートルの大型原油タンカー


 
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