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■近鉄エクスプレス/経常利益は前年比52%増(2019年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))
2019年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  
          営業収益    営業利益  経常利益   当期純利益
2019年3月期第2四半期 291,321 11.0  8,859 28.8  10,504 52.0  5,014 102.9
2018年3月期第2四半期 262,450 15.4  6,877 60.4  6,909 47.3  2,471 109.9
(注)包括利益 2019年3月期第2四半期 4,174百万円( 305.4%) 2018年3月期第2四半期 1,029百万円( ―%)
(略)
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(以下「当第2四半期」という。)における世界経済は、米国では拡大基調が継続し、 欧州でもユーロ圏を中心に緩やかな拡大が続きました。中国では総じて安定した動きとなりましたが、直近では輸 出の伸びが縮小するなど減速傾向が見られ始めました。 我が国経済は、相次ぐ自然災害の影響が懸念される中、設備投資の増加等により緩やかな回復が続きました。 当社グループが主に関わる国際物流市場では、航空及び海上貨物輸送ともに堅調な輸送需要が継続し、総じて増 加基調となりました。 このような状況の中、当第2四半期の当社グループ全体の取扱物量につきましては、航空貨物輸送は輸出重量で 302千トン(前年同期比7.7%増)、輸入件数で677千件(同3.7%増)となり、海上貨物輸送は輸出容積で350千TEU (同9.8%増)、輸入件数で147千件(同7.2%増)となりました。また、ロジスティクスにつきましては、主に東ア ジアでの取扱いが増加し、全体として順調に推移しました。 各セグメントの業績は、以下のとおりであります。
<日本>
航空貨物は、輸出では自動車関連品や半導体関連品の順調な荷動きにより、取扱重量は82千トン(前年同期比 10.9%増)となり、輸入では、エレクトロニクス関連品を中心に取扱いが増加し、取扱件数は176千件(同1.6% 増)となりました。海上貨物は、輸出では機械及び設備関連を中心に取扱いが増加し、取扱容積で75千TEU(前年同 期比7.8%増)、輸入ではエレクトロニクス関連品や自動車関連品が順調に推移し、取扱件数で58千件(同3.4% 増)となりました。ロジスティクスでは、ヘルスケア関連品やエレクトロニクス関連品で取扱いが増加しました。 この結果、国内関係会社を含めた日本全体の営業収入は71,673百万円(前年同期比19.8%増)となりましたが、 直接原価率が上昇したことが影響し、営業利益は2,357百万円(同2.3%増)となりました。
<米州>
航空貨物は、輸出ではヘルスケア関連品やエレクトロニクス関連品を中心に活発な荷動きが見られ、取扱重量は 56千トン(前年同期比17.3%増)となり、輸入では、エレクトロニクス関連品や機械関連品で取扱いが増加し、取 扱件数は68千件(同13.1%増)となりました。海上貨物は、輸出では航空機関連品や半導体製造装置で順調な荷動 きとなり、取扱容積で25千TEU(前年同期比9.6%増)、輸入では機械関連品が増加し、取扱件数で17千件(同7.7% 増)となりました。ロジスティクスにつきましては、主にカナダでの取扱いが増加しました。 この結果、米州全体の営業収入は30,078百万円(前年同期比20.6%増)、営業利益は1,582百万円(同18.2%増) となりました。 なお、1米ドル当たりの円換算レートは、当第2四半期が110.26円、前年同期が111.06円であります。
<欧州・中近東・アフリカ>
航空貨物は、輸出ではヘルスケア関連品や酒類を中心に取扱いが拡大し、取扱重量は32千トン(前年同期比10.8 %増)となり、輸入では、化学品や自動車関連品が増加し、取扱件数は67千件(同14.1%増)となりました。海上 貨物は、輸出では機械関連品の取扱いが減少し、取扱容積は9千TEU(前年同期比4.6%減)となりましたが、輸入で はエレクトロニクス関連品が増加し、取扱件数は8千件(同10.7%増)となりました。ロジスティクスでは、ロシ ア、オランダで取扱いが増加しました。 この結果、欧州・中近東・アフリカ全体の営業収入は20,810百万円(前年同期比17.7%増)、営業利益は641百万 円(同22.9%増)となりました。 なお、1ユーロ当たりの円換算レートは、当第2四半期が129.85円、前年同期が126.29円であります。
<東アジア・オセアニア>
航空貨物は、輸出、輸入ともにエレクトロニクス関連品を中心とした堅調な荷動きにより、輸出の取扱重量は74 千トン(前年同期比5.2%増)となり、輸入の取扱件数は252千件(同0.6%増)となりました。海上貨物は、輸出で は自動車関連品やエレクトロニクス関連品で取扱いが拡大し、取扱容積で115千TEU(前年同期比19.9%増)となり、 輸入では設備関連やエレクトロニクス関連品の順調な荷動きにより、取扱件数で32千件(同7.9%増)となりまし た。ロジスティクスでは、中国を中心に、韓国、台湾で取扱いが増加しました。 この結果、東アジア・オセアニア全体の営業収入は52,006百万円(前年同期比14.2%増)、営業利益は3,001百万 円(同6.1%増)となりました。 <東南アジア> 航空貨物は、輸出ではエレクトロニクス関連品等で出荷が減少し、取扱重量は55千トン(前年同期比2.9%減)と なりましたが、輸入では、ヘルスケア関連品で取扱いが増加し、取扱件数は113千件(同3.5%増)となりました。 海上貨物は、輸出では自動車関連品やエレクトロニクス関連品、モーターサイクル等で活発な荷動きとなり、取扱 容積で81千TEU(前年同期比24.1%増)、輸入でもエレクトロニクス関連品やモーターサイクル等が増加し、取扱件 数で29千件(同13.8%増)となりました。ロジスティクスでは、インド、タイで取扱いが増加しました。 この結果、東南アジア全体の営業収入は28,453百万円(前年同期比7.7%増)となりましたが、直接原価率が上昇 したことが影響し、営業利益は1,205百万円(同25.0%減)となりました。
<APLL>
自動車関連の物流サービスは、主要顧客との取引量の増加やインドでの鉄道輸送の取扱い拡大により順調に推移 しました。リテール関連につきましても、顧客によって取扱量に濃淡がありましたが、総じて堅調な推移となりま した。消費財及びインダストリアル関連の物流サービスについても前年同期を上回る取扱いとなりました。 この結果、APLL全体の営業収入は94,893百万円(前年同期比1.2%増)となり、営業損益については営業総利益率 の改善に努めたことにより2,800百万円(前年同期比147.5%増)の営業利益を確保しました。継続してAPLL買収に 係るのれん等の償却を当セグメントに含めているため、セグメント損益としては186百万円の営業損失となりました (前年同期は1,968百万円の営業損失)。 なお、1米ドル当たりの円換算レートは、当第2四半期は108.68円、前年同期が112.37円であります(APLLは12 月決算のため、1月から6月の期中平均レートを適用)。 以上のとおり、当社グループは一体となってグローバルで事業を推進してまいりました結果、当第2四半期の営 業収入は291,321百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益は8,859百万円(同28.8%増)、経常利益は10,504百万 円(同52.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,014百万円(同102.9%増)となりました。
(略)
 
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