物流ニュース&用語辞典 powerd by e-LogiT
物流ニュース
ニュース 用語 セミナー
■国土交通省/コンテナ船、2022年から世界的に燃費ルールを強化



コンテナ船、2022年から世界的に燃費ルールを強化国際海事機関海洋環境保護委員会第73回会合(10月22〜26日)の開催結果



平成30年10月29日
国際海事機関(IMO)は、海洋環境保護委員会第73回会合(於:英国ロンドン、議長:斎藤 英明 国土交通省海事局船舶産業課長)において、全船舶の温室効果ガス(GHG)排出量の約1/4を占めるコンテナ船のうち、特に排出量の多い大型コンテナ船について、2022年から、国際的な新造船燃費規制を強化するための条約改正案を取りまとめました。





1.温室効果ガスの削減対策


 IMOでは、本年4月に採択した「GHG削減戦略」に基づき、今世紀中に国際海運からのGHG排出ゼロを目指すことを目標に、GHG削減対策を積極的に推進しています。 このような中、戦略の目標達成に向けた各種対策を適時適切に講じるため、我が国等の提案をもとに、2023年までに新たな対策に国際合意するためのアクションプラン(作業行程表)を決定しました。 さらに、今次会合では、具体的なGHG削減対策の一環として、全船舶のGHG排出量の約1/4を占めるコンテナ船のうち、特に排出量の多い大型コンテナ船について、2022年から国際的な新造船燃費規制を強化するため、我が国提案(燃費40%改善)を含む条約改正案を取りまとめました。今後の条約改正採択に向け、引き続き、協議が進められます。




2.その他の主な審議結果


 国際的な環境問題である海洋プラスチックごみ対策について、IMOは、既に、船舶からの投棄を国際条約により全面禁止していますが、これら対策の実効性を強化すべく、漁具へのIMO番号マーキング制度や廃棄物記録簿の対象拡大の検討等を含む行動計画「アクションプラン」を決定し、2025年までの実現を目指すことに合意しました。 また、2019年のIMO海洋環境保護委員会の議長選挙が行われ、現在議長を務めている我が国の斎藤英明氏(国土交通省海事局船舶産業課長)が議長に再選されました。




添付資料


報道発表資料(PDF形式:265KB)
別紙(PDF形式:269KB)
参考資料(PDF形式:385KB)
 
前の記事へ次の記事へ
【このURLを友達に教える
携帯版メールニュースの配信登録
最新の物流ニュースと1日1語(2語)の物流用語を平日朝7時ごろにお送りします。朝のコーヒー、通勤(通学)時に学んでください。
ご希望の方は、空メールを送信すると登録できます。
イー・ロジットの個人情報保護方針はこちら
サイト内検索
ホーム ページ下部
物流ニュース&用語集
 物流ニュース / 物流用語辞典 / セミナー情報
 ニュース登録(空メール)
事業内容
 社員教育 / 通販物流代行 / 物流改善・コスト削減
会社案内
 会社概要 / アクセス(地図)
 プライバシーポリシー
 訪問販売法に基づく表記
採用情報
 採用情報
 通販物流スタッフ(パート/アルバイト)
友達にURLを教える
お問い合わせ
Copyright(c)e-LogiT.com All Rights Reserved.