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■三菱ガス化学/日本化薬と抗体医薬品製造会社を設立
抗体医薬品製造会社の設立について 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:倉井 敏磨、以下「三菱ガス化学」)と日本化薬株式会社(本社:東京都千代田区、社長:鈴木 政信、以下「日本化薬」)は、バイオ後続品を含む抗体医薬品の国内製造を行う合弁会社を設立しましたのでお知らせいたします。 新社では、最新技術による抗体医薬品の製造設備を2年以内に稼働させることを目指します。<新社概要> 社名:株式会社カルティベクス(Cultivecs Inc.) 設立年月日:2016年6月7日 所在地:東京都千代田区(三菱ガス化学内) 工場所在地:新潟県新潟市(三菱ガス化学新潟工場内) 資本金:50百万円(設立時) 出資比率:三菱ガス化学 55%、日本化薬 45% 事業概要:抗体医薬品製造の企画・受託 代表者:取締役社長 藤井 政志<背景> 現在、国内外の医薬品市場において、抗体医薬品を中心とするバイオ医薬品が大きく伸長しています。抗体医薬品は従来の低分子医薬品に比べて、有効性と安全性に優れる点が多く使用機会が増加傾向にある一方で、製造や開発に多大なコストがかかるため高額となり、患者個人および医療保険への負担が課題となっています。 さらに、我が国はバイオ医薬品の多くを輸入に頼っており、その額は年間5,000億円超とも推計されています。高品質なバイオ医薬品を国内で製造し、安定供給体制を整備することは大きな課題となっています。 また近年、特許満了を迎えたバイオ医薬品の後続品(バイオシミラー)が欧米を中心に開発され、その一部は国内でもすでに承認・販売されています。これらはジェネリック医薬品と同様に価格を抑えたものとなっており、今後一層の普及が期待されています。 三菱ガス化学および日本化薬は、両社の知識と経験を融合させた新社を設立し、バイオ後続品を含む抗体医薬品の製造および企画開発・受託事業を本格的に展開することで、生産の強化および製造技術の蓄積と進展を目指すとともに、我が国におけるバイオ後続品の普及に努めます。<参考> 三菱ガス化学は、従来から保有する培養技術を土台に、台湾 GlycoNex社からの技術移管を通じて抗体医薬品の製造基盤における技術を確立しています。2014年にはMGCファーマ株式会社の設立により、抗体医薬品の製造プロセス開発を中心とした開発受託事業に参入し、事業の展開を進めています。 今後も抗体医薬品をはじめとする高付加価値製品の拡充を図ってまいります。 日本化薬は、韓国 Celltrion社と提携して抗体バイオ医薬品の日本で最初のバイオ後続品であるインフリキシマブ BS「NK」を開発し、2014年11月から販売しています。これに続いて、2015年からは、トラスツズマブのバイオ後続品の開発を進めています。 今後も高品質な医薬品の安定供給と医療費の効率化を通じて社会に貢献してまいります。
 
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