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■NECソリューションイノベータ/食品安全衛生管理の記録作業を音声入力で効率化する「NEC 食品衛生記録支援サービス」の提供を開始
NECソリューションイノベータ、食品安全衛生管理の記録作業を音声入力で効率化する「NEC 食品衛生記録支援サービス」の提供を開始
〜 ISO22000、HACCPなどの記録管理を支援 〜


NECソリューションイノベータは、食品安全衛生管理における記録作業を音声入力で支援する「NEC 食品衛生記録支援サービス」の提供を、本日より開始します。本サービスは、ウェアラブル型マイクとスマートフォンを利用して、食品加工や調理時に行われている様々なモニタリング記録作業を音声入力で支援するものです。これにより、手書きによる記録や手袋の脱着など調理現場の負荷を大幅に軽減し、ISO22000(注1)やHACCP(注2)などにおいて必要な記録管理を効率化します。また、クラウドサーバ上にデータを自動記録することで、データの紛失や改ざんを防ぎ、記録情報の信頼性を向上します。当社は本サービスを通じ、食品の安全衛生管理を支援するとともに、音声入力による作業の効率化や記録情報の信頼性向上を目指した、様々な利活用を実現していきます。



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システム構成例



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管理画面イメージ




拡大する音声入力イメージ

価格および販売目標



名称価格(税別)備考

食品衛生記録支援サービス利用料(1端末利用ライセンス)
290,000円/年間
月額25,000円相当


食品衛生記録支援サービス利用料(5端末利用ライセンス)
1,200,000円/年間
月額100,000円相当





※1端末は、ウェアラブル型マイク1台とスマートフォン用ソフトがセット
※初回契約手数料、ハードウェア費などは別途必要


? 今後3年間で100拠点への販売を目指します。

背景
食品加工施設、セントラルキッチン、給食施設、食品スーパーのバックヤードなどでは、食品安全衛生管理の徹底を図るため、食材の調理温度や提供温度の記録、洗浄液の塩素濃度の良否判定、洗浄温度や付け置き時間の記録、油の酸性度の良否判定の記録など、さまざまなモニタリング記録作業が行われています。ペンと紙を手にした作業が一般的で、記録実施者の作業負担の軽減、記録内容の信頼性向上などの面から改善策を求める声が多く聞かれます。そこで当社は、音声認識技術を利用し、食品安全衛生管理における記録作業をハンズフリーの音声入力で支援する「NEC 食品衛生記録支援サービス」を開発しました。
特長

ハンズフリー記録で作業効率を改善作業者は、首掛け型のウェアラブル型マイクを装着し、専用アプリを入れたスマートフォンを身に付け、スマートフォンからの音声による質問に答えるだけで、記録作業を行うことができます。手書きの記録では、加工や調理作業を一旦止めなければならない上に、記録の前後に手袋の脱着や手洗いを行わなければなりませんが、本サービスでは、作業を止めることなくハンズフリーで記録できるため、作業効率を大幅に改善することができます。また、記録項目と連動する質問内容は、記録する場所や提供するメニュー、扱う食材などの状況に応じて、お客様の管理画面から変更が可能です。
騒音下でも音声入力が可能ノイズキャンセル機能を持つウェアラブル型マイクを使用しているため、加工/調理時の様々な騒音の中でも、マイクを装着している作業者の声のみを認識し記録します。
記録内容の信頼性を向上音声で入力したデータはクラウドサーバ上に自動で記録されるため、データの紛失や記録内容の改ざんを防ぎます。また、音声入力時に記録内容とともに入力日時も自動で記録するため、正確な記録時期の管理が可能になります。
データ管理費用の削減クラウドサーバ上でのデータ管理により、手書きの記録時に必要だった、記録用紙の管理工数や保管場所を削減することができます。また、クラウドサーバに蓄積されたデータはExcelデータに出力することができるため、紙資料が必要な場合にも対応可能です。

NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
参考
音声認識技術は、アドバンスト・メディア社の音声認識エンジン「AmiVoice」を採用し、ウェアラブル型マイクは、同社のノイズキャンセル機能を持つ首掛け型マイク「AmiVoice Front WT01」を使用しています。
以上



(注1)
食品安全マネジメントシステム。フードチェーンのあらゆる組織に対して、安全な食品を生産・流通・販売するために、HACCPシステムの手法を、ISO9001を基礎としたマネジメントシステムとして運用するために必要な要求事項。

(注2)危害分析・重要管理点方式(Hazard Analysis and Critical Control Point)。食品製造の際の危害要因を分析し除去できる工程を常時管理、記録を行うことで安全を確保する衛生管理の手法。


※記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
※本サービスは、特許出願済の技術を採用しています。



NEC 食品衛生記録支援サービスに関する情報


http://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sl/cloud.html#syokuhin_anzen

 
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