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■日通グループ/琉球物流、那覇発香港向け・海上冷凍混載輸送サービス開始
日通グループ、那覇発香港向け・海上冷凍混載輸送サービス開始〜琉球物流の新倉庫を活用、東京発、博多発香港向け貨物の利用も可能に〜
 日通グループの琉球物流株式会社(社長:大城毅)は、12月から那覇発香港向け海上リーファー(冷凍)混載サービスを開始します。 日通グループ発着一貫オペレーションのもと、−20℃で輸送する、冷凍混載輸送サービスです。また、日本通運ではこれに合わせ内航船を利用した東京・博多発那覇向けリーファー(冷凍)混載サービスを開始します。




【輸送日数・スケジュール】


那覇−香港間
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海上輸送日数 4日、那覇倉庫〜香港引取り 10日隔週サービス /月曜日CFS持込、金曜日出港


東京発那覇向け

東京持込から配送まで3日 週3便


博多発那覇向け

博多持込から配送まで2日 週3便




【設定温度】
 −20℃
【運賃・料金】
 航空便と比較しコスト約40%減 (実重量1tの場合)
【サービスの特長】

これまで沖縄から香港まで小ロットの冷凍貨物を輸送する場合は、主に那覇港からコンテナ単位(コンテナ貸切)で輸出する、航空便を利用する、本州に一旦輸送し、コンテナ1本に満たない他の冷凍貨物と積み合わせて混載サービスを利用する、という3つの方法でした。
しかし、それではコストが高い、輸送日数が長い、貨物がダメージを受けるという課題がありました。本サービスでは、沖縄から直接、コンテナに積み合わせて香港まで海上輸送することで、沖縄発冷凍貨物の課題を解決します。
本サービスは、琉球物流(株)が那覇市建設中の3温度帯倉庫を発着コンテナフレイトステーション(CFS)として活用するもので、12月から暫定開始し来年1月から本格稼働します。これにより東京、福岡発の貨物を本サービスにつなげることもできるようになり、コスト削減やリードタイム調整などが可能になります。
日通グループの陸海空ネットワークを活用し、発地でのお客様ドアからの集荷をはじめ、航空貨物を取り扱う沖縄日通エアーカーゴサービス(株)とも連携したワンストップサービスを実現します。
損害保険ジャパン日本興亜と開発した食品専用貨物保険を用意(国際)、輸送中や通関時のダメージによる損害をカバーします。

【サービス開発の背景】
 沖縄県では、県産加工食品の輸出拡大をめざし、アジア各地の食の嗜好を調査し、県内食品メーカーの生産を支援しています。具体的には、アグー豚の輸出や沖縄食材を用いた日本料理店の展開などを行い、沖縄県産の食材の輸出は年々拡大、今後冷凍食品も増加することが予想されます。 一方、食品の輸出は、輸送手段、コスト、リードタイム、品質管理に課題があり、より多様な輸送サービスのニーズが沖縄県内、県外ともに求められています。
 当社はこれまでも海外向けには東京、大阪、神戸、九州を発地として、香港、バンコク、シンガポール、マレーシアへのリーファー(冷凍、冷蔵)混載サービスを展開してまいりました。この度、香港向けの発地として沖縄を追加し、日本の食品輸出・輸送をサポートしてまいります。
 
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