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■東京ガス/日立LNG基地 試運転を開始




日立LNG基地 試運転の開始について





東京ガス株式会社平成27年11月5日広報部

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東京ガス株式会社(本社:東京都港区、社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、現在、茨城港日立港区内において、2015年度中の稼働開始を目指し、「日立LNG*1基地」(以下、「本基地」)を建設していますが、11月9日*2に第一船目となるLPG*3船が入港し、同日より試運転を開始します。また、試運転期間中の12月1日*2には、LNG船の第一船目の入港を予定しています。
東京ガスは、2020年に向けた天然ガスの需要の増加に対応した製造・供給インフラの柱として、LNG船やLPG船の受入設備となる大型桟橋、容量23万klのLNGタンクや熱量調整用のLPGタンク、ガス製造設備などを備えた本基地を建設しています。また、東京ガスは、栃木県真岡市にある既存パイプラインと接続する「茨城〜栃木幹線」(茨城県日立市〜栃木県真岡市)とともに、2015年度中に本基地の稼働を開始します。
本基地の試運転では、まずLPGをタンクに受け入れ、LPG関連の設備や機器の機能確認を行います。その後、LNGをタンクに受け入れるとともに、LNG気化器等の機能確認と総合調整を行い、2015年度中に稼働を開始します。なお、LPGの受け入れ以降、12月下旬まで、LPGやLNGの一部が気化して発生するガスを安全に処理するために、フレア放散を行います。
東京ガスグループは、「チャレンジ2020ビジョン」において「LNGバリューチェーンの高度化」を掲げ、その一環として「エネルギーの安全かつ安定的な供給」を推進しており、今後も更なるエネルギーの安全かつ安定的な供給に努めてまいります。



*1:
液化天然ガス(Liquefied Natural Gas)。


*2:
天候等の理由により、入港日は変更になる可能性があります。


*3:
液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)。


















フレア放散について













受け入れたLNGやLPGの一部が気化して発生するガスは、設備や機器の機能確認が完了するまでは品質が一定ではないため、基地内に設置したフレアスタック(煙突)でフレア放散(燃焼処理)*4を行います。



*4:
LNGやLPGが気化して発生するガスは、ご家庭で使用される都市ガスやプロパンガスの主成分と同成分であり、より安全に処理するため、そのまま放散せずに燃焼処理(フレア放散)を行います。なお、燃焼処理を行う過程では、フレアスタックから炎が上がりますが、安全上の問題はございません。



日立LNG基地















日立LNG基地概要
















敷地面積:約10.4万m2


主要設備


受入設備

LNG・LPG受入バース、内航船出荷バース


LNGタンク

23万kl(地上式) 1基


LPGタンク

5万kl(地上式)?1基


LNG気化設備

オープンラック式 3基


LNGローリー出荷施設

6レーン


















今後の主なスケジュール
















LPG船入港

2015年11月9日(予定)


LNG船入港

2015年12月1日(予定)


営業運転開始

2016年3月(予定)







 
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