日本調剤／子会社の日本ｼﾞｪﾈﾘｯｸが新工場を建設｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本調剤／子会社の日本ｼﾞｪﾈﾘｯｸが新工場を建設

子会社による新工場建設計画に関するお知らせ
平成 27 年６月 30 日に閣議決定された｢経済財政運営と改革の基本方針 2015｣では､社会保障を歳出改革の重点分野に据え､社会保障給付の増加抑制に向け着実に改革を進めるとされ､薬価･調剤等の診療報酬及び医薬品等に係る改革の一つとして､ｼﾞｪﾈﾘｯｸ医薬品の数量ｼｪｱの目標値を､"平成 29 年央に 70％以上"とし､"平成 30 年度から平成 32 年度末までの間のなるべく早い時期に 80％以上とする"ことが明記されました｡医療費増加抑制策の一環として､ｼﾞｪﾈﾘｯｸ医薬品の使用促進が従来にも増して強力に進められ､ｼﾞｪﾈﾘｯｸ医薬品市場が今後急速に拡大することが予想されています｡このような状況を踏まえ､当社の子会社であります日本ｼﾞｪﾈﾘｯｸ株式会社では､今後のｼﾞｪﾈﾘｯｸ医薬品市場の急速な拡大を飛躍的な業容拡充につなげるとともに､ｼﾞｪﾈﾘｯｸ医薬品ﾒｰｶｰとしての安定供給責任を果たすべく､生産設備の増強に向け様々な選択肢について検討を重ね､この度､つくば第二工場の建設を決定いたしましたので､お知らせいたします｡なお､今回の新工場建設により､年間最大生産能力 100 億錠超のｸﾞﾙｰﾌﾟ生産体制が実現いたします｡
記
１.子会社の概要
（１）商号日本ｼﾞｪﾈﾘｯｸ株式会社
（２）代表者代表取締役社長三津原博
（３）所在地東京都千代田区丸の内
（４）主な事業内容ｼﾞｪﾈﾘｯｸ医薬品の製造販売
（５）資本金 255 百万円２．
･新工場建設計画の概要
（１）目的ｼﾞｪﾈﾘｯｸ医薬品市場の急速な拡大に備え､生産能力の増強･引上げを図るもの｡
（２）所在地茨城県つくば市和台 47 （筑波北部工業団地内）
（３）概要鉄骨造３階建て建物の建設､及び生産設備･付随設備の設置
（４）投資額約 172 億円（うち機械設備は約 50 億円）
（５）建設面積 12,600 ㎡（延床面積 30,970 ㎡）
（６）生産能力 100 億錠／年（現つくば工場と併せた生産能力：145 億錠／年）｡
※長生堂製薬（株）を併せたｸﾞﾙｰﾌﾟの生産能力：156 億錠／年｡なお､本新工場建設計画は３期に分けて実行する予定です｡上記の投資額は第Ⅰ期工事に係るものであり､第Ⅱ期以降につきましては､今後の市場動向及び生産･販売状況等を注視しつつ､順次機動的に進めてまいります｡時期､投資額等が確定次第速やかに公表致します｡
（７）工事計画
建物建設工事着工予定平成 27 年 12 月
機械設備設置完了予定平成 29 年９月（第Ⅰ期分）
建物建設完成予定平成 29 年 11 月
ﾊﾞﾘﾃﾞｰｼｮﾝ実施予定平成 29 年９月～平成 30 年３月
つくば第二工場完成予定平成 30 年３月
３．今後の業績に与える影響
本年度の業績に与える影響につきましては､本年４月 30 日に公表いたしました､平成 27 年３月期の連結業績予想に与える影響は軽微であることから､本件に伴う業績予想の変更はございません｡また､本年４月 30 日に公表いたしました新中期経営計画（平成 28 年３月期～平成 30 年３月期）につきましても､当該工場建設工事期間等を勘案し､本件に伴う計画の変更はございません｡