遠藤製作所／海外子会社の工場を合理化｜物流ﾆｭｰｽ｜物流ﾆｭｰｽ＆用語辞典 powerd by e-LogiT

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■遠藤製作所／海外子会社の工場を合理化

海外子会社の工場合理化に関するお知らせ
当社は､平成27 年9 月17 日開催の取締役会において､当社の連結子会社ENDO THAI CO.,LTD.(以下｢ｴﾝﾄﾞｳﾀｲ社｣という)のﾒﾀﾙｳｯﾄﾞﾍｯﾄﾞ生産工場(以下｢ｽﾄｰｸ工場｣という)の合理化について決議いたしましたので､下記のとおりお知らせいたします｡
記
1．合理化を行う理由当社は､ｺﾞﾙﾌ事業において海外廉価品との価格競争の激化､円安ﾊﾞ－ﾂ高による輸入ｺｽﾄの上昇等の厳しい事業環境下､生産工程の一層の効率化･一元化に努める一方､生産機能を再編し､本社工場の人員の適正化に努める等､ｺﾞﾙﾌ事業の業績改善のため抜本的改革を進めてまいりました｡特にﾒﾀﾙｳｯﾄﾞ市場においては､海外廉価品のｼｪｱ拡大等による受注の減少が顕著であり､最近の市場動向･規模等を鑑み早期のﾒﾀﾙｳｯﾄﾞﾍｯﾄﾞ部門の業績回復が見込めないことから､一層の合理化を行うことが不可欠であると判断し､下記の施策を実施することを決定いたしました｡
2．合理化の内容｢選択と集中｣の観点から事業規模に見合った生産体制をとるべく､ﾒﾀﾙｳｯﾄﾞﾍｯﾄﾞの生産は当社のｵﾘｼﾞﾅﾙﾌﾞﾗﾝﾄﾞである｢ｴﾎﾟﾝｺﾞﾙﾌ｣を中心として､OEM(相手先ﾌﾞﾗﾝﾄﾞによる生産)は縮小し､ﾒﾀﾙｳｯﾄﾞﾍｯﾄﾞを生産するｴﾝﾄﾞｳﾀｲ社のｽﾄｰｸ工場は､生産を｢ｴﾎﾟﾝｺﾞﾙﾌ｣に特化するため､一部生産設備の休止等の集約･効率化を進め､また､生産規模に応じた人員の適正化を図る等､合理化を実施してまいります｡なお､ｴﾎﾟﾝｺﾞﾙﾌのﾒﾀﾙｳｯﾄﾞは､鍛造製法の特性を活かした高品質･高付加価値に対して高い評価をいただいておりますが､今後につきましても､ｽﾄｰｸ工場において､より高付加価値で競争力のある製品を供給してまいります｡また､ｺﾞﾙﾌ事業のｱｲｱﾝﾍｯﾄﾞにつきましては､より製品開発力を高め､一層の製造ｺｽﾄの低減に努め､今後もｴﾝﾄﾞｳﾀｲ社のｱｲｱﾝﾍｯﾄﾞ生産工場でOEM 生産を行ってまいります｡
3．ｴﾝﾄﾞｳﾀｲ社の概要（1）商号 ENDO THAI CO.,LTD.（2）所在地 211 MOO 4 EXPORT ZONE Ⅲ LAT KRABANG INDUSTRIAL ESTATE. CHALONGKRUNGRD., LAMPLA TIEW, LAT KRABANG, BANGKOK 10520, THAILAND.（3）代表者取締役社長長谷川実（4）事業内容当社のｺﾞﾙﾌｱｲｱﾝﾍｯﾄﾞ及びﾒﾀﾙｳｯﾄﾞﾍｯﾄﾞ製品の製造(2 工場)（5）資本金の額 385 百万ﾊﾞｰﾂ（6）設立年月平成元年4 月（7）株主構成当社 100％
4．ｽﾄｰｸ工場の概要（1）所在地 381 MOO 4 EXPORT ZONE Ⅲ LAT KRABANG INDUSTRIAL ESTATE. CHALONGKRUNGRD., LAMPLA TIEW, LAT KRABANG, BANGKOK 10520, THAILAND.（2）事業内容当社のﾒﾀﾙｳｯﾄﾞﾍｯﾄﾞ製品の製造（3）設置年月平成15 年9 月（4）従業員数 302 名
5．今後の見通しこの度の合理化により､一層ｺﾞﾙﾌ事業の構造改革を推し進め､早急に収益体質の改善に努めるとともに､現在順調なｽﾃﾝﾚｽ事業及び鍛造事業の成長を更に加速させるため､今後も経営施策を強化してまいります｡当該合理化に伴い､休止設備等の減損損失及び一部従業員の退職加算金等を平成28 年3 月期第2 四半期において特別損失に計上する予定でありますが､現在見積り精査中でありますので､確定次第速やかにお知らせいたします｡
以上