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■日本通運/経常利益は前年比18・8%増(平成27年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)) |
平成27年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 27年3月期 1,924,929 9.8 50,811 24.3 59,563 18.8 26,382 0.126年3月期 1,752,468 8.6 40,865 23.1 50,156 20.9 26,345 10.5 (略) (1)経営成績に関する分析(当期の経営成績)当連結会計年度のわが国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減や物価の上昇により、個人消費に弱さが見られたものの、追加金融緩和や米国経済の回復などを背景とした円安の進行に加え、原油価格の大幅な下落により企業の収益環境が改善するなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。このような経済情勢のなか、物流業界におきまして、国内貨物は、消費関連貨物の輸送が伸び悩むなど厳しい状況で推移いたしましたが、国際貨物は、米国、アジアを中心に自動車関連や電子部品関連の輸出が増加するなど、総じて堅調に推移いたしました。日通グループは、このような経営環境のなか、中期経営計画である「日通グループ経営計画2015−改革と躍進−」を推し進めるため、「グローバルロジスティクス事業の更なる拡大」「国内事業の経営体質強化」「グループ各社の多様性を活かした事業拡大」「CSR経営に基づく、事業を通じた社会への貢献」の4つの基本戦略に、グループ一体となって取り組んでまいりました。主な取組みにつきましては、グローバルロジスティクス事業において、複合一貫輸送サービスの拡販や海外において活発化する域内物流の獲得に向け、現地法人の設立やロジスティクスセンターの開設など、海外各エリアにおける拠点展開を積極的に進めるとともに、ボーダーレスな輸送ネットワークの拡充に取り組んでまいりました。また、国内事業では、大都市圏における陸・海・空の枠を越えた組織改正によるワンストップ営業体制の更なる強化や、運賃の適正収受に向けた料金改定を実施するなど、収益率の最大化を図る一方、運行管理と作業管理を統合したオペレーション支援システムの導入などにより経営資源の効率的な運用に努めてまいりました。さらに、地球環境への責任や良識ある企業行動、人権の尊重など、グローバルロジスティクス企業として取り組むべき重点課題を「Nippon Express' Global CSR」と定め、日通グループ全体でCSR経営を強力に推進してまいりました。この結果、売上高は1兆9,249億円と前連結会計年度に比べ1,724億円、9.8%の増収となり、経常利益は595億円と前連結会計年度に比べ94億円、18.8%の増益となりました。また、当期純利益につきましては263億円と前連結会計年度に比べ3千万円、0.1%の増益となりました。 セグメント別の業績概況は以下のとおりとなっております。1.複合事業(運送、国内会社)自動車運送や倉庫の取扱いが増加したこと等により、売上高は7,423億円と前連結会計年度に比べ206億円、2.9%の増収となり、営業利益は182億円と前連結会計年度に比べ30億円、20.0%の増益となりました。 2.警備輸送(運送、国内会社)輸送業務の取扱いが堅調に推移したこと等により、売上高は554億円と前連結会計年度に比べ7億円、1.4%の増収となりましたが、営業利益は8億円と前連結会計年度に比べ3億円、26.4%の減益となりました。 3.重量品建設(運送、国内会社)国内ではプラントのメンテナンス工事等が増加し、海外では各種プロジェクト案件が増加したこと等により、売上高は468億円と前連結会計年度に比べ102億円、27.9%の増収となり、営業利益は21億円と前連結会計年度に比べ2億円、12.7%の増益となりました。 4.航空(運送、国内会社)輸入貨物及び国内貨物の取扱いが堅調に推移したことに加え、米国西海岸の港湾混雑の影響により輸出貨物の輸送需要が増加したこと等により、売上高は2,107億円と前連結会計年度に比べ290億円、16.0%の増収となり、営業利益は101億円と前連結会計年度に比べ45億円、81.3%の増益となりました 。5.海運(運送、国内会社)輸入貨物及び国内貨物の取扱いが減少したこと等により、売上高は1,188億円と前連結会計年度に比べ128億円、9.8%の減収となり、営業利益は49億円と前連結会計年度に比べ2億円、4.0%の減益となりました。 6.米州(運送、海外会社)航空輸出貨物及び倉庫配送が堅調に推移したこと等により、売上高は791億円と前連結会計年度に比べ100億円、14.6%の増収となり、営業利益は34億円と前連結会計年度に比べ5億円、19.7%の増益となりました。 7.欧州(運送、海外会社)航空輸出貨物が堅調に推移したこと等により、売上高は836億円と前連結会計年度に比べ108億円、14.9%の増収となり、営業利益は23億円と前連結会計年度に比べ16億円、232.5%の増益となりました。 8.東アジア(運送、海外会社)倉庫の取扱いが堅調に推移したこと等により、売上高は1,013億円と前連結会計年度に比べ91億円、9.9%の増収となり、営業利益は19億円と前連結会計年度に比べ6億円、54.5%の増益となりました。 9.南アジア・オセアニア(運送、海外会社)航空輸出貨物及び倉庫の取扱いが堅調に推移したこと等により、売上高は646億円と前連結会計年度に比べ132億円、25.8%の増収となりましたが、営業利益は9億円と前連結会計年度に比べ5億円、35.1%の減益となりました。 10.販売輸出梱包の取扱いが堅調に推移したこと等により、売上高は4,201億円と前連結会計年度に比べ73億円、1.8%の増収となり、営業利益は64億円と前連結会計年度に比べ15億円、32.3%の増益となりました。 11.その他日通・パナソニック ロジスティクス社、日通NECロジスティクス社の株式取得等により、売上高は1,436億円と前連結会計年度に比べ821億円、133.7%の増収となり、営業利益は26億円と前連結会計年度に比べ6億円、30.9%の増益となりました。(次期の見通し)次期の見通しにつきましては、原油価格の動向、為替変動リスク等を勘案して作成しております。「1.経営成績・財政状態に関する分析(1)経営成績に関する分析」にも記載しましたとおり、円安の進行や原油価格の下落等により、企業の収益環境が改善する傾向にあり、今後も景気の回復基調が継続するものと見込まれております。当社グループにおきましては、国内事業では、組織改正によるワンストップ営業体制の強化及び運賃改定等による収益率の向上等により、また、海外事業では、倉庫の建設等の積極的な拠点展開及びボーダーレスな輸送ネットワークの拡充等により、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益は増加する見込みであります。 現時点での平成28年3月期の業績見通しは以下のとおりです。連結業績見通し(年間)売上高 2兆円 (前期比 3.9%増)営業利益 540億円 (前期比 6.3%増)経常利益 630億円 (前期比 5.8%増)当期純利益 340億円 (前期比 28.9%増)個別業績見通し(年間)売上高 1兆 800億円 (前期比 0.9%減)営業利益 320億円 (前期比 9.1%増)経常利益 390億円 (前期比 6.5%増)当期純利益 230億円 (前期比 11.0%増)※ 上記業績見通しは、当社が現時点で入手可能な情報に基づき当社が合理的と判断したものであり、実際の業績は見通しと異なる場合があります。 |
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