岡山県貨物運送／経常利益は前年比３５･４％増（平成27年3月期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■岡山県貨物運送／経常利益は前年比３５･４％増（平成27年3月期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成27年3月期決算短信〔日本基準〕（連結）単位･百万円
　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　経常利益　　当期純利益
27年3月期　40,465 △1.1 　1,141 31.3 　1,201 35.4　 822 95.226年3月期　40,928 4.5 　　　869 5.8 　　886 △0.4 　　421 20.4
（略）
(1）経営成績に関する分析［当期の経営成績］当連結会計年度におけるわが国経済は､政府の経済政策や金融政策の効果により設備投資の増加や雇用情勢の改善がみられ緩やかな回復傾向となりました｡一方で､消費税増税による消費減退の長期化や､円安に伴う物価の上昇などにより個人消費は低調に推移するなど､依然として先行きは不透明な状況で推移いたしました｡物流業界におきましても､前年度の駆け込み需要の反動による影響が長期化しており､加えて円安による物価の上昇等による個人消費の停滞など国内輸送量は減少傾向で推移しております｡このような状況下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟでは､主力の特別積合事業を中心として３ＰＬ事業､引越事業､静脈物流など幅広い輸送の提案を行い､更なる輸送品質の向上を図り､物量の確保に取り組むとともに適正運賃の収受にも力を注いでまいりました｡また､輸送ｺｽﾄの削減につきましては､燃油費の抑制をすべくﾃﾞｼﾞﾀﾙﾀｺｸﾞﾗﾌや安全に配慮したﾄﾞﾗｲﾌﾞﾚｺｰﾀﾞｰの装着を進め､運行の安全､合理化にも努めてまいりました｡その結果､当連結会計年度の営業収益は４０４億６千５百万円（前期比98.9％）となり､営業利益は１１億４千１百万円（前期営業利益は８億６千９百万円）､経常利益は１２億１百万円（前期経常利益は８億８千６百万円）となりました｡また､当期純利益は､賃貸不動産の売却に伴う固定資産売却益の計上等により８億２千２百万円（前期純利益は４億２千１百万円）となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績は､次のとおりであります｡なお､第２四半期連結会計期間から､報告ｾｸﾞﾒﾝﾄに記載していた｢不動産賃貸事業｣は当該不動産を売却したことなどにより量的な重要性が減少したため｢その他｣に含める方法に変更しており､以下の前連結会計年度との比較につきましては､前連結会計年度の数値を変更後のｾｸﾞﾒﾝﾄ区分に組み替えた数値で比較しております｡
① 貨物運送関連貨物運送関連につきましては､消費税増税に伴う駆け込み需要の反動の影響等で物量が伸び悩むなか､営業活動の強化とともに適正運賃の収受に取り組んだ結果､営業収益は３８４億４千３百万円（前期比99.9％）となり､営業利益は９億９千３百万円（前期利益は６億４千１百万円）となりました｡
② 石油製品販売石油製品販売につきましては､商品販売価格の下落､販売量の減少などにより､営業収益は１５億７千４百万円（前期比88.8％）となり､営業利益は９百万円（前期利益は８百万円）となりました｡
③ その他その他につきましては､不動産賃貸､自動車用品販売､ﾌｫｰｸﾘﾌﾄ販売及び一般労働者派遣等を含んでおり､営業収益は４億４千７万円（前期比67.8％）となり､営業利益は１億２百万円(前期利益は１億８千万円)となりました｡
［対処すべき課題･次期の見通し］今後の見通しにつきましては､雇用情勢は改善傾向にあるものの､消費ﾏｲﾝﾄﾞの低迷や円安による原材料価格の上昇によるｺｽﾄ増加が見込まれるなど､引き続き不透明な状況が続くものと思われます｡こうした状況下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟといたしましては､今後とも積極的な営業活動を展開するとともに､ｺﾝﾌﾟﾗｲｱﾝｽと安全輸送体制の強化を図り､お客様からより信頼をいただける会社を目指し､収益の確保と業績の向上に努める所存であります｡平成２８年３月期の連結業績見通しにつきましては､営業収益４１０億円（前期比101.3％）､営業利益１３億５千円（前期営業利益は１１億４千１百万円）､経常利益１３億８千万円（前期経常利益は１２億１百万円）､親会社株主に帰属する当期純利益８億３千万円（前期純利益は８億２千２百万円）を見込んでおります｡
（略）