三菱樹脂／ｲﾝﾄﾞﾈｼｱの透湿性ﾌｨﾙﾑ製造ﾗｲﾝを竣工｜物流ﾆｭｰｽ

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■三菱樹脂／ｲﾝﾄﾞﾈｼｱの透湿性ﾌｨﾙﾑ製造ﾗｲﾝを竣工

ｲﾝﾄﾞﾈｼｱの透湿性ﾌｨﾙﾑ製造ﾗｲﾝの竣工について
2015年05月07日

　三菱樹脂株式会社（本社：東京都千代田区社長：姥貝卓美）は､主に紙おむつのﾊﾞｯｸｼｰﾄとして使用されている透湿性ﾌｨﾙﾑ（商品名｢KTF｣）のｲﾝﾄﾞﾈｼｱにおける製造拠点の工場竣工式を5月7日に実施しましたのでお知らせいたします｡なお､同拠点は1995年にﾎﾟﾘｴｽﾃﾙﾌｨﾙﾑの製造拠点としてｽﾀｰﾄしてから20周年に当たる節目の年であることから､竣工式と併せて､今後のさらなる成長を祈念した20周年式典も同時に実施しました｡
　｢KTF｣は､ﾎﾟﾘｴﾁﾚﾝに炭酸ｶﾙｼｳﾑを加えて延伸することにより微多孔を形成した透湿性ﾌｨﾙﾑで､水蒸気は効率的に通しつつ､水滴は通さないという特長を活かして紙おむつや生理用品などの衛生材料に用いられています｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､水島製造所（岡山県倉敷市）及び台湾の太洋製膜股?有限公司に｢KTF｣の製造拠点を構え､日本及び台湾を中心に販売してきました｡
　著しい経済成長を背景に生活水準が向上しているｲﾝﾄﾞﾈｼｱでは､より快適でﾑﾚにくい紙おむつの需要が高まり､高品質な透湿性ﾌｨﾙﾑが求められています｡そのような状況の中､当社は､ﾎﾟﾘｴｽﾃﾙﾌｨﾙﾑの製造販売を行うｸﾞﾙｰﾌﾟ会社のPT. MC PET FILM INDONESIAが拠点を置くｲﾝﾄﾞﾈｼｱﾒﾗｸの工場建屋内に｢KTF｣の製造ﾗｲﾝ（生産能力:2億4千万㎡/年）を約15億円投じて建設致しました｡今後､試験運転を経て､2015年上期中に営業運転を開始する予定です｡
　今後､当社は透湿ﾌｨﾙﾑの飛躍的な需要の増加が見込まれるｱｼﾞｱにおいて､さらなる生産能力の増強を検討してまいります｡
　
【PT. MC PET FILM INDONESIAの概要】　本　社：ｲﾝﾄﾞﾈｼｱｼﾞｬｶﾙﾀ　工　場：ｲﾝﾄﾞﾈｼｱﾒﾗｸ　事　業：ﾌﾟﾗｽﾁｯｸﾌｨﾙﾑの製造･販売　資本金：55百万USﾄﾞﾙ（三菱樹脂99．9％保有）
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