菊水化学工業／上海建材（集団）有限公司と塗料製造販売ＪＶを設立｜物流ﾆｭｰｽ

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■菊水化学工業／上海建材（集団）有限公司と塗料製造販売ＪＶを設立

上海建材（集団）有限公司との塗料製造販売ＪＶ設立に関するお知らせ
菊水化学工業株式会社（社長：山口均､本社：名古屋､東証２部､名証２部､以下｢当社｣）は､平成27年４月28日中国国有大手建材ﾒｰｶｰである上海建材（集団）有限公司（董事長：邱平､本社：上海､以下｢上海建材｣）と塗料製造販売ＪＶを設立する事に合意したことをお知らせいたします｡当社は､日本の建築用塗料ﾒｰｶｰの中堅であり､2014年３月期の連結売上規模は約212億円です｡上海建材（集団）有限公司は､建築･不動産集団においてのﾄｯﾌﾟｸﾗｽである上海地産ｸﾞﾙｰﾌﾟの中心的建材ﾒｰｶｰです｡上海地産ｸﾞﾙｰﾌﾟ関連企業売上規模は合計で約4兆円です｡ＪＶ設立の目的は､自社工場保有が採用の必須条件になっている大手ﾃﾞﾍﾞﾛｯﾊﾟｰなどへの本格参入と上海地産ｸﾞﾙｰﾌﾟの強みを活かせる上海地区のﾏﾝｼｮﾝ開発案件向け商品開発です｡特には上海建材が保有する上海から広がる販売ﾈｯﾄﾜｰｸに乗せる商品の確保です｡更には結露防止･遮熱塗料･乾式塗装ｼｰﾄ等､当社の持つ機能商品を上海建材の販売ﾈｯﾄﾜｰｸに乗せ､市場創造を目指すものです｡同時に特殊ﾓﾙﾀﾙやｾﾒﾝﾄ添加剤の生産拠点を確保し､中国での事業展開を目指します｡投資金額は､資本金約18億円､総投資金額約23億円｡出資比率は､当社90％､上海建材10％であり､生産能力は､年間約4.5万ﾄﾝです｡建設地は江蘇省常熟経済化学園区を予定しており､生産開始は工場建設が完了する来年秋を計画しています｡今回のＪＶは､中国建築塗料市場約1.3兆円（2012年）の巨大市場への本格参入に向けた戦略的取り組みの一環です｡当社の中国事業展開計画では中期2020～2023年を目途に事業規模100億円を目指し､長期的には塗料関連商材販売額約300億円を目指します｡今後､設立するＪＶに関して開示すべき事項が発生した場合､速やかにお知らせ致します｡
以上