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| ■川崎重工業/医療用ロボット本格開発に着手 |
| 医療用ロボット本格開発に着手 川崎重工業株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:村山 滋 以下「川崎重工」)とシスメックス株式会社(本社:神戸市、代表取締役会長兼社長:家次 恒 以下「シスメックス」)の合弁会社である株式会社メディカロイド(本社:神戸市、代表取締役社長:橋本 康彦 以下「メディカロイド」)は、世界で需要拡大が見込まれる医療用ロボットの本格開発に着手し、開発、設計、製造、販売、アフターサービスの体制を構築します。 これに伴い、川崎重工およびシスメックスはメディカロイドに共同で25億円の追加出資を決定しました。産業用ロボットの技術を保有する川崎重工と、医療分野において検査・診断の技術や幅広いネットワークを持つシスメックスの強みを活かし、両社はメディカロイドの製品開発活動を強力に支援し、世界の医療産業の発展に寄与していきます。1.メディカロイドの事業展開 メディカロイドは、産業用ロボットをベースに医療用に応用した製品(アプライドロボット)と手術支援を目的に新規開発する製品(手術支援ロボット)を開発します。製品化に向けては、大学病院などの医療機関や専門技術を保有する企業、薬事承認を所管する行政など、各分野との連携を強化するための環境(オープンプラットフォーム)を構築します。 今後は、川崎重工およびシスメックスと協力し、製品開発と並行して、製造、販売、アフターサービスの体制を整え、2016年度にアプライドロボット、2019年度には手術支援ロボットを上市し、2030年度には売上高1,000億円を目指します。2.背景 メディカロイドは、2013年10月より先端医療技術の研究開発拠点である神戸医療産業都市(ポートアイランド)を拠点とし、大学病院などの医療関係者や企業、行政とも連携を図りながら、医療用ロボット開発に向けたマーケティング活動を行ってきました。この活動を通して、将来の医療動向も踏まえ、多面的に事業化の可能性を勘案して製品企画を行い、将来の事業計画を策定しました。 2015年度から本格的な製品開発のステージに入り、製品開発を滞りなく推進するため、川崎重工およびシスメックスがメディカロイドに追加出資することを決定しました。3.メディカロイドの増資概要 増資額:25億円(うち12億5,000万円は資本準備金に充当) 増資後資本金:12億6,000万円 増資比率:川崎重工 50% シスメックス 50%【メディカロイドの概要】 会社名:株式会社メディカロイド Medicaroid Corporation 所在地:神戸市中央区港島南町5−5−2 神戸国際ビジネスセンター503 設立:2013年8月30日 資本金:12億6,000万円(増資完了後) 出資比率:川崎重工 50% シスメックス 50% 社長:橋本 康彦(川崎重工業株式会社) 副社長:浅野 薫(シスメックス株式会社) 事業内容:医療用ロボットのマーケティング、開発、設計、製造、販売、アフターサービス以上 |
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