積水化成品工業／台湾で発砲ﾌﾟﾗｽﾁｯｸの成形などを行う多目的工場を新設｜物流ﾆｭｰｽ

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■積水化成品工業／台湾で発砲ﾌﾟﾗｽﾁｯｸの成形などを行う多目的工場を新設

台湾での会社統合と新工場設立による新たな事業展開について

積水化成品工業株式会社（本社：大阪市北区西天満2-4-4 社長：柏原正人）は､台湾における事業拡大を目的として現地ｸﾞﾙｰﾌﾟ会社を再編するとともに､発泡ﾌﾟﾗｽﾁｯｸｽの成形等を行う多目的工場を新設しました｡
新工場はＩＴ･家電梱包材となる｢ﾋﾟｵｾﾗﾝ｣（ﾎﾟﾘｽﾁﾚﾝ･ﾎﾟﾘｵﾚﾌｨﾝ複合樹脂発泡体）成形品の生産だけでなく､発泡ｼｰﾄ成形品の生産も可能な多目的工場としており､工業分野､生活分野の幅広い顧客ﾆｰｽﾞへの対応を行い､新規事業展開も図ってまいります｡

＜再編の概要と今後の事業展開＞
当社がｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ展開を進めている｢ﾋﾟｵｾﾗﾝ｣は､自動車部品やＩＴ･家電梱包材向けに日本をはじめ世界に広く使用されています｡台湾におきましては､｢ﾋﾟｵｾﾗﾝ｣の製造および成形品の設計を行う｢台湾積水原聚股?有限公司｣と､販売会社である｢台湾積水迅達股?有限公司｣の 2社体制（どちらも連結子会社）で事業展開を進めてまいりましたが､同地区での販売強化とさらなるｽﾋﾟｰﾄﾞｱｯﾌﾟのため､2014年10月1日に2社を合併し｢台湾積水化成品股?有限公司｣を新たに設立しました｡
また､成形品につきましては､従来より生産委託にて仕入販売していましたが､顧客からのより高い品質･性能要求にお応えするため､台湾苗栗縣に多目的工場を新設し､2015年1月より稼動を開始しました｡これにより､台湾における｢ﾋﾟｵｾﾗﾝ｣の製造･販売から成形品の設計･製造･販売･品質保証までを一体で行うことが可能となりました｡さらに､発泡ｼｰﾄ成形品の開発･製造も同社で展開することにより､工業分野だけでなく生活分野まで幅広い顧客ﾆｰｽﾞに対応し事業拡大を図ってまいります｡
＜新会社の概要＞　会社名：台湾積水化成品股?有限公司　本社所在地：台湾新竹縣新竹工業区自強路７号　登録資本金：２５０百万NTﾄﾞﾙ　出資比率：積水化成品工業株式会社１００％出資（連結子会社）＜新設多目的工場の概要＞　所在地：台湾苗栗縣苗栗中興工業区　床面積：２，３００m2　主要設備：成形機５台　設備能力：１，０００ﾄﾝ／年
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