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■東レ/インドネシアの高機能ポリプロピレン長繊維不織布製造設備を増強
インドネシアにおける高機能ポリプロピレン長繊維不織布製造設備の増強について
  東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:日覺昭廣、以下「東レ」)とToray Advanced Materials Korea, Inc.(本社:韓国ソウル特別市、代表理事社長:金相弼、以下「TAK」)は、このたび、インドネシアにおける高機能ポリプロピレン長繊維不織布(以下「PPスパンボンド」)事業子会社、P.T. Toray Polytech Jakarta(本社:インドネシア国 タンゲラン市、社長:李泳官、以下「TPJ」)において、年産約18千トンの生産設備を増設します。
 増設後のTPJの生産能力は年間約37千トンとなり、増設後の東レグループ全体でのPPスパンボンドの生産能力は年間約153千トンとなります。増設設備の稼動開始は2016年9月を予定しています。

 ASEAN諸国では、国民所得増による生活様式の高度化を主因に、乳・幼児用の紙おむつの需要が急速に伸びることが予測されます。また、東アジアの中・先進国では少子・高齢化社会の到来により高齢者用の紙おむつの需要の拡大が予測されています。このような状況のもと、紙おむつに使用される代表的な素材であるPPスパンボンドの需要は、2013年の493千トン/年から2016年に660千トン/年となり、2020年には936千トン/年に拡大すると予測されます。
 東レグループではこの旺盛な需要に対応するために、韓国、中国、インドネシアでのPPスパンボンドの製造拠点の生産能力を需要に先行して拡充して参りました。昨年6月にはTPJの初号機が稼動を開始し、今月には、中国における製造拠点、東麗高新聚化(南通)有限公司(本社:中国江蘇省南通市、董事長:李泳官、以下「TPN」)の新たな製造ラインが稼動を開始する予定です。
 東レグループは、韓国、中国、インドネシアの3拠点からのPPスパンボンドの供給体制を拡充し、グローバルな衛材メーカーとの関係を強固に構築することで、成長著しい中国やASEANをはじめとする新興国市場や成長分野への拡販を推進して参ります。

 東レは本年4月からスタートした新中期経営課題"プロジェクトAP-G2016"において、前中期経営課題から引き続き、成長国・地域での事業拡大として「アジア・アメリカ・新興国事業拡大(AE-U)プロジェクト」に取り組んでいます。また、今回の中期経営課題より、新たに医療の質の向上、医療現場の負担軽減、健康・長寿に貢献する事業の拡大として「ライフイノベーション事業拡大(LI)プロジェクト」に取り組んでいます。
 今回の決定は、大きな経済成長が見込まれるアジアやその他地域の新興国の成長を取り込み、また、健康・長寿に関連する分野の成長を取り込む基本戦略の一つとして推進するものです。東レは今後とも、素材の力で社会に貢献するべく、積極的に事業拡大を推進して参ります。





以 上



<TPJ会社概要>



1.
会社名称


P.T. Toray Polytech Jakarta (TPJ)

2.
事業内容


ポリプロピレン長繊維不織布(PPスパンボンド)の生産・販売

3.
所在地


インドネシア国 タンゲラン市

4.
設立


2011年9月

5.
代表者


李泳官 (非常勤)





(兼 Toray Advanced Materials Korea Inc.(TAK)






代表理事会長(CEO))

6.
資本金


72.6百万米ドル (増資後)

7.
生産能力


年産約37,000トン (増設後)



<TPJ(所在:インドネシア国 タンゲラン市)>



以 上
 
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