TNT Airways／ﾍﾟｰﾊﾟｰﾚｽ化を推進し､ﾌﾗｲﾄﾄﾞｷｭﾒﾝﾄの更新を簡素化｜物流ﾆｭｰｽ

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■TNT Airways／ﾍﾟｰﾊﾟｰﾚｽ化を推進し､ﾌﾗｲﾄﾄﾞｷｭﾒﾝﾄの更新を簡素化

TNT Airways､すべてのﾌﾗｲﾄﾄﾞｷｭﾒﾝﾄをiPadに置き換える日付: 2014年12月5日

～ﾍﾟｰﾊﾟｰﾚｽ化を推進し､ﾌﾗｲﾄﾄﾞｷｭﾒﾝﾄの更新を簡素化～

2014年12月3日（ﾘｴｰｼﾞｭ･ｱﾑｽﾃﾙﾀﾞﾑ時間）：
ｵﾗﾝﾀﾞに本拠地を置く世界有数のｴｸｽﾌﾟﾚｽ･ｻｰﾋﾞｽ･ﾌﾟﾛﾊﾞｲﾀﾞ､TNT Express N.V.（本社：ｵﾗﾝﾀﾞ･ｱﾑｽﾃﾙﾀﾞﾑ､CEO：ﾃｯｸｽ･ｶﾞﾆﾝｸﾞ）の子法人である航空会社､TNT Airwaysは､ﾍﾞﾙｷﾞｰ民間航空局からiPad Airを電子ﾌﾗｲﾄ･ﾊﾞｯｸﾞとして使用する認可を得て､同社の世界中の50機の貨物輸送機でﾍﾟｰﾊﾟｰﾚｽのｺｸﾋﾟｯﾄを実現する計画を進めています｡
各iPadは､ｸﾙｰがﾌﾗｲﾄ毎に持参する総重量50ｷﾛｸﾞﾗﾑに及ぶ紙の書類とﾏﾆｭｱﾙに取って代わることになります｡また､ﾍﾟｰﾊﾟｰﾚｽ化することで､ｸﾙｰがどこにいても､ﾌﾗｲﾄﾄﾞｷｭﾒﾝﾄの更新を電子的に集中管理できるようになり､更新を簡素化します｡
TNT Airwaysでは､274人のすべてのﾊﾟｲﾛｯﾄに1台ずつiPadを配布します｡貨物輸送機のｺｸﾋﾟｯﾄはすでに､iPadﾃﾞﾊﾞｲｽを設置し､離陸や着陸を含む､ﾌﾗｲﾄのすべての段階でﾃﾞﾊﾞｲｽを使用できるように改修されています｡
6ヶ月間に及ぶ検証期間経て､iPadの使用の認可はすでに下りており､ﾍﾞﾙｷﾞｰ民間航空局はすべての安全要件及び条件を満たしているかの調査を完了しています｡ﾓﾊﾞｲﾙ･ﾃﾞﾊﾞｲｽ管理（MDM､Mobile Device Management）ｿﾌﾄｳｪｱにより､TNTはﾀﾌﾞﾚｯﾄ･ﾃﾞﾊﾞｲｽをﾘﾓｰﾄ管理し､同社のｾｷｭﾘﾃｨ､ｺﾝﾃﾝﾂおよびﾃﾞｰﾀ･ﾎﾟﾘｼｰを厳格に順守することができます｡
TNTは2014年末までに､同社の航空機と貨物輸送機におけるﾍﾟｰﾊﾟｰﾚｽ化を終える予定です｡TNT Airwaysのﾊﾟｲﾛｯﾄは､2015年1月より､操縦ﾏﾆｭｱﾙ､地図､ﾅﾋﾞｹﾞｰｼｮﾝ･ﾁｬｰﾄといった情報へのｱｸｾｽをiPadからのみ行うことになります｡
TNTのﾈｯﾄﾜｰｸ･ｵﾍﾟﾚｰｼｮﾝ担当ﾏﾈｰｼﾞﾝｸﾞ･ﾃﾞｨﾚｸﾀｰ､ﾏｰﾃｨﾝ･ｿﾀﾞｰｶﾞｰﾄﾞ（Martin Sodergard）は､次のように述べています｡｢TNT Airwaysは､ﾍﾟｰﾊﾟｰﾚｽ･ｺｸﾋﾟｯﾄの導入の認可を得た欧州で最初の民間航空会社の1社です｡これは､当社のｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝと安全に対する取り組みを実証するものです｡｣

TNT AirwaysについてTNT Airwaysは､TNTのｴｱ･ﾈｯﾄﾜｰｸを運営する航空会社です｡?TNT Airwaysは､世界中､特に欧州におけるTNTのすべての拠点を毎日結んでいる､安全で信頼性の高い､ｺｽﾄ効率に優れた貨物専用機ﾈｯﾄﾜｰｸをTNTに提供しています｡また､他の航空会社とのACMI契約や､定期および不定期の貨物輸送ｻｰﾋﾞｽなどを通じて､同社の貨物輸送機のﾘｿｰｽとｻｰﾋﾞｽをｻｰﾄﾞﾊﾟｰﾃｨｰにも提供しています｡TNT Airwaysは､TNTのお客様のあらゆる要件に対応できるように､大型､中型､小型の貨物輸送機を最適に配分した､B747､B777､B737およびBAe146の航空機群を運航しています｡