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■グローバル・ロジスティック・プロパティーズ/米国へネットワークを拡大
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ米国へネットワークを拡大ファンド運用プラットフォームが大幅に増大 2014-12-08


GLPは、GICと共同出資し、81億米ドル[1](約9,733億7,700万円[2])相当の米国の物流施設ポートフォリオを取得
GLPのJVの持ち分は当初は55%で2015年8月までに10%とする予定、他の資本パートナーが既に強い関心を示す
GLPの組織体制は新たなマーケットへの参入をサポートする準備が出来ており、豊富な経験を持つ現地の経営陣が米国でのGLPチームをさらに強化
この取引はGLPの収益を著しく増大し、長期的なROEの強化が見込まれる。ファンド運用プラットフォームは61%増大し、運用資産規模は213億米ドル(約2兆5,596億2,100万円[2])に拡大

 
【シンガポール、2014年12月8日】
日本、中国及びブラジルにおける先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド(以下「GLP」)は、GIC(シンガポール政府投資公社、以下GIC)と共同出資で81億米ドル(約9,733億7,700万円[2])相当の米国の最大級の物流施設ポートフォリオを取得したことをお知らせいたします。この取引によって、世界最大の経済国であり、物流不動産市場である米国において可及的に所有物件の拡大がもたらされると同時に豊富な経験を持つ現地の経営陣が米国でのGLPチームをさらに強化します。GLPはベスト・イン・クラスのファンド運用プラットフォームを通じて、引き続き最適な物流市場で国際的な拡大戦略を展開していきます。
この取引は2015年第1四半期に完了する見込みで、当初は「GLP米国・インカム・パートナーズT」の持ち分55%をGLPが、残りの45%をGICが保有することになります。GLPは、ファンド運用プラットフォームの拡大に伴い、2015年8月までに持ち分を10%にする意向で、他の資本パートナーから米国物流不動産市場への投資に対して既に高い関心を得ています。GLPの当初のエクイティ持ち分55%は現金と短期の信用供与で調達します。そして、GLPの最終持ち分の10%は3億3,000万米ドル(約396億5,610億円[2])のエクイティとなり、GLPの純資産価値の4%に該当します。
GLPの組織体制は新たなマーケットへの参入をサポートする準備が出来ており、既存の米国の経営陣は経験豊富で、米国でのGLPチームをさらに強化します。GLPのファンド運用ビジネスによってGLPのビジネス規模を効率良く拡大させることが可能になり、その一方リスク調整した有利なリターンをもたらすことにもなります。
拡大する取引、ファンド運用プラットフォームの著しい増大
この取引によってGLPのファンド運用プラットフォームは61%増大し、運用資産規模は213億米ドル(約2兆5,596億2,100万円[2])に拡大しました。GLPの10%の「GLP米国・インカム・パートナーズT」への投資利回りは税引き前ネットキャッシュフロー年率で初年度は9%[3]を見込んでいます。これにはファンド運用によるフィーと実績の持ち分該当分を含んでいます。
GLPの共同創業者であり最高経営責任者であるミン・メイは、「今回のポートフォリオ取得により米国の物流不動産市場において可及的に所有物件規模と現地のベストチームを構築することができました。現地の経営陣は豊富な経験を持ち、半数以上は以前から働いてきたメンバーであることを考えると、我々と一体となることで大きなシナジー効果が期待されます。今回設定した 『GLP米国・インカム・パートナーズI』に対する投資家の関心は極めて高く、2015年8月までのファンドのシンジケート団の組成に自信を持っています。我々は国際的な市場でGLPの進出マーケット先を広げ、最適な物流不動産市場において選別的に業務を拡大していくことを大変喜んでいますが、中国は引き続き中心的な成長マーケットであり、GLPは今後も、中国、日本、そしてブラジルでの拡大プランを実施し、ファンド運用プラットフォームを一段と成長させてまいります」と述べています。
成長力のある質の高いポートフォリオ
「GLP米国・インカム・パートナーズI」のポートフォリオは総延床面積が1,100万uで米国の36の主要サブマーケットにおける施設を有します。GLPは、再調達コストより極めて低い総額81億米ドル(約9,733億7,700万円[2])で取得します。2014年9月30日時点のポートフォリオの稼働率は90%で加重平均賃貸借期間は3.2年ですが、今後、短期間で稼働率を高めていきます。現時点の賃料はマーケットの標準を約7%下回っており順調なリーシングが見込まれます。
米国の物流不動産市場は近年堅調に伸びており、過去18四半期の利回りはプラスの吸収需要となっています。過去5年にわたり、新規の建設がなく、新規供給は総ストックの約0.4%にとどまっています。一方、国内の小売とeコマースの売り上げは引き続きGDPの成長よりも早く伸長しており、物流インフラへの安定した需要が見られます。


[1]取引完了後に調整される可能性あり。[2]為替レートは2014年12月5日終値。1米ドル=120.17円。[3]税引き前ベース、それ以外はファンド運用フィーと賃料収入の推測値で算出。
以上
 
グローバル・ロジスティック・プロパティーズについて(http://www.glprop.com (link is external))

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド(GLP)は中国、日本、ブラジル及び米国においてマーケットをけん引する先進的物流施設のリーディングプロバイダーです。各国内需要の大きな成長に対応して約2,700万uのポートフォリオを所有・運営しています。GLPの顧客は世界の主要な製造、小売り、3PL会社などです。ファンド運用ビジネスは、GLPの重要な成長の柱であり、持続的な長期的成長のための潤沢な資本を提供すると同時にGLPの投下資本のリターンを強化しています。2014年9月30日時点のGLPの総資産は200億米ドル(約2兆1,796億円[4])です。なお、GLPはシンガポール証券取引所のメインボードに上場しています(株式コード: MC0.SI;Reuters ticker: GLPL.SI; Bloomberg ticker: GLP SP)。
[4]為替レートは2014年9月30日終値。1米ドル=108.98円。
 
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