日本貨物鉄道／土砂流入で不通となっている東海道線由比～興津間のﾄﾗｯｸ代行輸送を拡大｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本貨物鉄道／土砂流入で不通となっている東海道線由比～興津間のﾄﾗｯｸ代行輸送を拡大

東海道線土砂流入に伴う貨物列車への影響について（平成２６年１０月９日現在）
台風１８号により１０月６日に発生した東海道線由比～興津間での土砂流入の影響により､現在も同区間は不通となっていますが､この対策として実施しているﾄﾗｯｸ代行輸送及びう回列車運転等について､今般､拡大をしますのでお知らせします｡なお同区間については､線路設備所有者であるＪＲ東海（東海旅客鉄道株式会社）により､１０月２０日（月）からの運転再開を目途に､復旧作業が現在進められています｡１．ﾄﾗｯｸ代行輸送の拡大既に実施している東京(ﾀ)駅～静岡貨物駅間に加え､東京(ﾀ)駅～西浜松駅間においてもﾄﾗｯｸ代行輸送を実施します｡代行区間東京(ﾀ)駅～西浜松駅間輸送力片道最大５０個（５ﾄﾝｺﾝﾃﾅ換算）開始日準備出来次第※ 西浜松駅～福岡(ﾀ)駅及び西浜松駅～広島(ﾀ)駅間に列車を運転し､これとﾄﾗｯｸ代行輸送を接続することにより､関東～九州間及び関東～広島間の輸送力の一部を確保します｡※｢（ﾀ）｣は｢貨物ﾀｰﾐﾅﾙ｣の略
２．う回列車の運転の拡大既に運転を行なっている東京(ﾀ)駅～福岡(ﾀ)駅間（日本海縦貫線経由）及び名古屋(ﾀ)～札幌(ﾀ)駅間（日本海縦貫線経由）に加え､東京(ﾀ)駅～大阪(ﾀ)駅（中央東線･中央西線経由）においても､う回列車の運転を行います｡運転区間東京（ﾀ）駅⇔大阪（ﾀ）駅１往復経由線区中央東･中央西線経由（甲府･塩尻･多治見･名古屋･京都経由）輸送力ｺﾝﾃﾅ貨車１３両５ﾄﾝｺﾝﾃﾅ換算６５個発着時刻東京(ﾀ)駅１７：１５発 ⇒ 大阪(ﾀ)駅翌々日７：０５着大阪(ﾀ)駅１９：２４発 ⇒ 東京(ﾀ)駅翌々日６：５０着輸送開始日東京(ﾀ)駅発１０月９日（木）大阪(ﾀ)駅発１０月９日（木）※｢（ﾀ）｣は｢貨物ﾀｰﾐﾅﾙ｣の略

３．定期列車の接続隅田川駅～金沢(ﾀ)駅間の定期列車と大阪(ﾀ)駅～金沢(ﾀ)駅間の定期列車を､金沢(ﾀ)駅で接続することにより､関東～関西間輸送力の一部を確保します｡ﾙｰﾄ隅田川駅～（金沢(ﾀ)駅接続）～大阪（ﾀ）駅輸送力片道５ﾄﾝｺﾝﾃﾅ換算３０個発着時刻隅田川駅１５：５２発 ⇒ 大阪(ﾀ)駅翌々日５：１７着大阪(ﾀ) 駅１３：３３発 ⇒ 隅田川駅翌々日１１：３７着開始日隅田川駅発１０月８日（木）大阪(ﾀ)駅発１０月７日（火）※｢（ﾀ）｣は｢貨物ﾀｰﾐﾅﾙ｣の略
４．区間列車の運転関西～九州､関西～広島･山口､静岡～名古屋､札幌(ﾀ)～沼津･富士間で区間列車を運転します｡これと代行ﾄﾗｯｸ輸送及びう回列車等とを接続することで､輸送ﾈｯﾄﾜｰｸの一部を確保します｡既に行なっている代行ﾄﾗｯｸ輸送･う回列車に加え､今回追加する上記｢１．｣～｢３．｣を合せ､最大で往復１，９９０個／日（不通区間における提供輸送力の約１８％に相当）の輸送力を確保します｡また今後も､ﾄﾗｯｸ代行輸送及びう回列車運転等の拡大を検討します｡