日本通運／｢ｴｱさっと！ﾛｼｱ｣と｢さっと！ﾛｼｱ｣を販売開始｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本通運／｢ｴｱさっと！ﾛｼｱ｣と｢さっと！ﾛｼｱ｣を販売開始

日通､｢ｴｱさっと！ﾛｼｱ｣と｢さっと！ﾛｼｱ｣を販売開始
2014年9月30日
～ｳﾗｼﾞｵｽﾄｸ経由ﾓｽｸﾜ向け複合一貫輸送商品を強化～
　当社は､本日から､ｳﾗｼﾞｵｽﾄｸ営業所をいかした小ﾛｯﾄ貨物を対象とした日本発ｳﾗｼﾞｵｽﾄｸ経由ﾓｽｸﾜ向けSEA & AIRｻｰﾋﾞｽ｢ｴｱさっと！ﾛｼｱ｣と重量建てのSEA & RAILｻｰﾋﾞｽ｢さっと！ﾛｼｱ｣を販売します｡
　近年､ﾓｽｸﾜなどのﾛｼｱ西部を中心とした地域へ自動車関連や建設機械関連の企業進出が多く､部材供給などで少量貨物の輸送需要が増えており､小ﾛｯﾄ貨物に適した輸送ｻｰﾋﾞｽが求められています｡
　このたび開始した｢ｴｱさっと！ﾛｼｱ｣と｢さっと！ﾛｼｱ｣は､小ﾛｯﾄからご利用が可能で､ｺﾝﾃﾅ1基に満たない少量貨物輸送にも対応できるため､お客様はﾆｰｽﾞにあった輸送ｻｰﾋﾞｽを選択できます｡
　｢ｴｱさっと！ﾛｼｱ｣は､ﾛｼｱ極東部のｳﾗｼﾞｵｽﾄｸまで海上輸送し､輸入通関後､ﾓｽｸﾜ向けに航空輸送するもので､ﾘｰﾄﾞﾀｲﾑは日本から直接ﾛｼｱへ海上輸送する場合に比べ約30～35日削減､輸送費は日本から直接ﾛｼｱへ航空輸送する場合に比べ約20％削減します｡　｢さっと！ﾛｼｱ｣は､同じくｳﾗｼﾞｵｽﾄｸまで海上輸送後､ｼﾍﾞﾘｱ鉄道輸送でﾓｽｸﾜまで鉄道輸送をおこない､ﾘｰﾄﾞﾀｲﾑは日本から直接ﾛｼｱへ海上輸送する場合に比べ約15～20日削減､輸送費は日本から直接ﾛｼｱへ航空輸送する場合に比べて約35％削減いたします｡　ﾛｼｱ日通では､2012年にｳﾗｼﾞｵｽﾄｸ営業所を開設､通関などで発生するﾄﾗﾌﾞﾙにも迅速に対応できるようになり､発着ともに日本通運ｸﾞﾙｰﾌﾟによる高品質な一貫輸送が可能となりました｡
　当社は､ﾛｼｱにおいて､ﾓｽｸﾜのﾓｽｸﾜﾃﾞｨｽﾄﾘﾋﾞｭｰｼｮﾝｾﾝﾀｰ（2009年）をはじめ､ﾛｼｱ国内に7つの拠点を有しており､航空輸送､欧州･黒海経由の海上輸送､ｼﾍﾞﾘｱ鉄道を利用したSEA & RAILｻｰﾋﾞｽ､ｳﾗｼﾞｵｽﾄｸ経由海上混載ｻｰﾋﾞｽなど様々なﾓｰﾄﾞを駆使したﾛｼｱ向け輸送ｻｰﾋﾞｽをすでに提供しています｡　今回､新たにSEA & AIRｻｰﾋﾞｽ｢ｴｱさっと！ﾛｼｱ｣とSEA & RAILｻｰﾋﾞｽ｢さっと！ﾛｼｱ｣を追加することで､ﾛｼｱ向けの複合一貫輸送商品を強化し､ﾘｰﾄﾞﾀｲﾑ削減､お客様の輸送費用削減を実現します｡
　当社は､今後も､お客様のﾛｼｱ向け輸送を安定的にｻﾎﾟｰﾄしていくとともに､さらなる利便性向上や物流最適化に向けたｻｰﾋﾞｽを提供してまいります｡

商品名
利用ﾙｰﾄ
商品概要

ｴｱさっと！ﾛｼｱ
SEA & AIR日本→ｳﾗｼﾞｵｽﾄｸ：海上輸送ﾛｼｱ国内：航空便利用
日本発ｳﾗｼﾞｵｽﾄｸ経由ﾓｽｸﾜ向け複合一貫輸送商品

さっと！ﾛｼｱ
SEA & RAIL日本→ｳﾗｼﾞｵｽﾄｸ：海上輸送ﾛｼｱ国内：ｼﾍﾞﾘｱ鉄道利用
当社ﾛｼｱ向け輸送商品の輸送費･ﾘｰﾄﾞﾀｲﾑ概念図