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■味の素/川崎工場で「Cook Do」の生産設備を増強
〜未来型の「Cook Do?」への進化を目指して〜
味の素(株)、川崎工場「Cook Do?」生産設備増強
設備投資金額23億円、生産能力1.4倍、品質もさらに向上

 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、拡大するメニュー用調味料需要に対応するため、主力工場の川崎工場における「Cook Do?」の生産設備を増強します。生産能力を1.4倍に高めるとともに、さらなる品質向上を図ります。着工は2014年7月、稼働開始は2015年12月の予定で、投資金額は約23億円です。
 メニュー用調味料市場は、有職主婦の増加や高齢化にともなう調理の簡便化、調味の外部化ニーズの高まりにより、直近3年間で約110%伸長し、市場規模(消費者購入ベース)は2013年度で約780億円まで拡大しています。中でも2012年「Cook Do? きょうの大皿」の発売を契機に、従来の"中華"に加え、"和風・洋風"のメニュー用調味料市場が約150%と大きく伸長し(2010年度〜2013年度、当社調べ)、当該市場拡大に寄与しています。
 「Cook Do?」は、1978年の発売以来、"自分では手作りできないおいしいメインのおかずが簡単に作れる"調味料として普及し、当社を代表するブランドの一つに成長しました。さらに「Cook Do?」の伸長に加えて、「Cook Do? きょうの大皿」の発売以降、「Cook Do?」ブランド製品全体の売上は直近3年間で約140%と急伸しており、今後のさらなる成長に向けて、川崎工場の生産能力増強および品質向上のための設備投資を決定しました。
 今回の設備投資では、生産設備や包装設備を増強し、生産能力を拡大すると共に、従来品より風味や色調などの品質向上が図れるレトルト生産技術を導入します。さらに、今回の新設備稼働開始に合わせ、川崎工場での「Cook Do?」の生産品目を主力品に集約することにより、生産性を向上させて事業基盤の強化を図ります。
 当社は、「Eat Well, Live Well.」のスローガンのもと、伸長するメニュー用調味料市場において、今後の食卓の変化や生活者一人ひとりのニーズに適合した新たな製品の開発を当社独自の技術・素材で実現していくことで、新しい価値の創造により、お客様の豊かな食生活に貢献します。

【設備投資概要】



(1)生産工場

味の素(株) 川崎工場

(2)所在地

神奈川県川崎市川崎区鈴木町1番1号

(3)延床面積

7,895m2(従来工場と同敷地内の別工場に設備移転・増強)

(4)生産能力

95百万個/年

(5)設備投資額

約23億円

(6)着工

2014年7月

(7)稼働開始

2015年12月(予定)
 
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