東洋ｺﾞﾑ工業／所要ﾘｰﾄﾞﾀｲﾑを従来の５分の１へﾄﾗｲｱﾙ秋田港からﾛｼｱへﾀｲﾔの直航輸送を実施｜物流ﾆｭｰｽ

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■東洋ｺﾞﾑ工業／所要ﾘｰﾄﾞﾀｲﾑを従来の５分の１へﾄﾗｲｱﾙ秋田港からﾛｼｱへﾀｲﾔの直航輸送を実施

所要ﾘｰﾄﾞﾀｲﾑを従来の1/5へﾄﾗｲｱﾙ秋田港からﾛｼｱへﾀｲﾔの直航輸送を実施
東洋ｺﾞﾑ工業株式会社（社長: 信木明）は､ﾛｼｱ極東向けのﾀｲﾔ輸出において､7月30日（水）､秋田港を利用したﾄﾗｲｱﾙ輸送を実施いたしますのでお知らせします｡
ﾛｼｱ市場向け自動車用ﾀｲﾔの出荷風景
当社仙台工場（宮城県岩沼市）は仙台港と約25㎞の至近に所在しており､同工場で製造した海外向け市販用ﾀｲﾔは､現在､仙台港の外航本船や内航本船を利用して輸出しています｡輸出先のひとつであるﾛｼｱ極東へは､仙台港から太平洋周りで一旦韓国の釜山港を経由して輸送するため､輸送日数は15日程度を必要としています｡
秋田県環日本海交流推進協議会（会長：三浦廣巳氏）が､秋田港からﾛｼｱ極東地域への輸出拡大の可能性を探るため､ｺﾝﾃﾅ貨物のﾄﾗｲｱﾙ輸出を実施されることとなり､当社は荷主としてﾛｼｱ市場向けﾀｲﾔの輸送手段に今回のﾄﾗｲｱﾙを活用するものです｡ﾄﾗｲｱﾙでは､秋田港よりわずか3日間でﾛｼｱ極東に到着する直航ﾙｰﾄが採用されるため､当社製品の輸送ﾘｰﾄﾞﾀｲﾑは大幅な短縮が見込まれます｡
当社は､今後､輸送ﾙｰﾄやﾛｼｱ極東での港湾荷役ﾊﾝﾄﾞﾘﾝｸﾞなどを検証し､秋田港の利用による顧客ｻｰﾋﾞｽ向上の実現に向けて､準備検討を進めてまいります｡
以上