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| ■田辺三菱製薬/子会社が保有する鹿島工場を沢井製薬に譲渡 |
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田辺三菱製薬工場株式会社鹿島工場譲渡に関する基本合意書締結のお知らせ(2014年6月30日発表) 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:三津家 正之、以下「当社」)は、当社連結子会社である田辺三菱製薬工場株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:藏岡 悟、以下、「田辺三菱製薬工場」)が保有する鹿島工場を沢井製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:澤井 光郎、以下「沢井製薬」)へ譲渡することに合意し、本年6月30日、沢井製薬との間で基本合意書を締結しましたので、お知らせいたします。1.譲渡の理由 当社は、「中期経営計画11-15 〜New Value Creation」のもとで「新薬創製力の強化」「新製品を軸とした国内事業の躍進」「海外事業拡大への基盤構築」「事業・構造改革の加速化」の4つの戦略課題に取り組んでいます。今般、戦略課題の一つである「事業・構造改革の加速化」の一環として、製造拠点の集約や再編を図り、グローバルレベルの新薬供給体制の整備と環境変化に強い柔軟で効率的な生産体制を構築することにより、「新たな価値を創造しつづける企業」に変革してまいります。 国内製造拠点の再編については、昨年8月に小野田工場および吉富工場の2拠点に集約する方針を発表しており、その他の製造拠点については、2017年までを目処に順次、譲渡を含めた再編を進める計画としています。その一環として、本年4月に足利工場を譲渡し、今般、閉鎖する方向で検討を進めていた鹿島工場を沢井製薬に譲渡することで同社との基本合意に至りました。 鹿島工場は、1978年の操業開始以来、国内のみならずグローバル市場に向けた固形製剤及び注射剤の供給工場として高い技術力を背景に高品質な医薬品を提供してまいりました。今後も成長が期待されるジェネリック医薬品ビジネスにおけるリーディングカンパニーである沢井製薬へ当該事業を譲渡することが、高い生産能力と確かな技術力を有する同工場のさらなる発展につながることを期待し、このたびの判断に至りました。2.譲渡の方法 2015年4月1日付(予定)で、当社は、会社分割により鹿島工場に係る医薬品製造事業を沢井製薬に譲渡します。 なお、鹿島工場の従業員は本人の同意のもと沢井製薬へ転籍する予定であり、同社での雇用は継続されます。また、鹿島工場譲渡後も引き続き当社製品の製造を沢井製薬に委託します。 3. 譲渡の日程 2014年6月30日 基本合意書締結 2014年11月 最終契約書締結(予定) 2015年4月1日 沢井製薬への鹿島工場譲渡(予定) 4. 当事会社および鹿島工場の概要 ○田辺三菱製薬工場株式会社 本社 : 大阪市中央区北浜二丁目6番18号 代表者 : 代表取締役社長 藏岡 悟 資本金 : 11億30百万円(2014年3月31日現在) 売上高 : 472億円(2014年3月期) 事業内容 : 医薬品の製造、売買および輸出入 従業員数 : 1,394名(2014年3月31日現在) 製造拠点 : 鹿島工場 (下記参照) 大阪工場 大阪府大阪市淀川区加島三丁目16番89号 小野田工場 山口県山陽小野田市大字小野田7473番地2 吉富工場 福岡県築上郡吉富町大字小祝955番地 ○田辺三菱製薬工場株式会社鹿島工場 所在地 : 茨城県神栖市砂山14番地1 工場長 : 和田 晃 従業員数 : 258名(2014年3月31日現在) 生産実績 : 錠剤 約2.3億錠、散・顆粒 約33トン、注射剤 約170万本等(2014年3月期) ○沢井製薬株式会社 本社 : 大阪市淀川区宮原五丁目2番30号 代表者 : 代表取締役社長 澤井 光郎 資本金 : 271億円(2014年3月31日現在) 売上高 : 898億円(連結ベース、2014年3月期) 事業内容 : 医薬品の製造販売及び輸出入 従業員数 : 1,121名(連結ベース、2014年3月31日現在) |
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