出光興産／子会社がｶﾅﾀﾞ･ｼｶﾞｰﾚｲｸ鉱山のｳﾗﾝ鉱石生産を開始｜物流ﾆｭｰｽ

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■出光興産／子会社がｶﾅﾀﾞ･ｼｶﾞｰﾚｲｸ鉱山のｳﾗﾝ鉱石生産を開始

ｶﾅﾀﾞ･ｼｶﾞｰﾚｲｸ鉱山の生産開始について
2014年3月14日
当社（本社：東京都千代田区､社長：月岡　隆）の100％子会社である出光ｶﾅﾀﾞﾘｿｰｼｽ（ｶﾅﾀﾞ･ｱﾙﾊﾞｰﾀ州）は､ｶﾅﾀﾞ･ｼｶﾞｰﾚｲｸ鉱山の権益7.875％を保有しております｡このほど､ｼｶﾞｰﾚｲｸ鉱山でｳﾗﾝ鉱石の生産を開始しましたのでお知らせいたします｡
ｼｶﾞｰﾚｲｸ鉱山はｶﾅﾀﾞ･ｻｽｶﾁｭﾜﾝ州北部に位置し､可採埋蔵量108千ｼｮｰﾄﾄﾝU3O8（※）､平均品位18.3％U3O8と世界でも有数の大規模高品位ｳﾗﾝ鉱床です｡地下450m付近に存在する鉱床から最新の技術を駆使して､ｳﾗﾝ鉱石を採掘します｡ｼｶﾞｰﾚｲｸ鉱山で生産されたｳﾗﾝ鉱石は約70km離れたﾏｯｸﾘｰﾝﾚｲｸ製錬所に輸送され､ここで製品であるｳﾗﾝ精鉱が生産されます｡ﾏｯｸﾘｰﾝﾚｲｸ製錬所は2014年6月末には操業を開始し､2014年のｳﾗﾝ精鉱の生産量は1,000～1,500ｼｮｰﾄﾄﾝU3O8を見込んでいます｡2018年までに年間9,000ｼｮｰﾄﾄﾝU3O8のﾌﾙ生産に達する見込みです｡ﾌﾙ生産時には生産規模において世界第二位のｳﾗﾝ鉱山となる見込みです｡

※
ｼｮｰﾄﾄﾝU3O8：ｳﾗﾝ精鉱U3O8の重さを表す単位で､1ｼｮｰﾄﾄﾝU3O8＝0.9ﾄﾝU3O8｡
ｼｶﾞｰﾚｲｸ鉱山の概要

名称
ｼｶﾞｰﾚｲｸ鉱山

位置
ｶﾅﾀﾞ･ｻｽｶﾁｭﾜﾝ州

可採埋蔵量
108千ｼｮｰﾄﾄﾝU3O8

年間生産規模
9千ｼｮｰﾄﾄﾝU3O8（ﾌﾙ生産時）

ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ
Cameco Corporation（本社：ｶﾅﾀﾞ･ｻｽｶﾁｭﾜﾝ州）

当社権益
7.875％