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■日通総合研究所/国内向け出荷量『荷動き指数』は2年ぶりプラスに浮上(2013年9月企業物流短期動向調査) |
2013年9月調査、調査結果について[2013年10月25日公表] 企業物流短期動向調査 経済 本調査は、企業物流の最新動向を把握することを目的に、1988年10月に第1回の調査を行い、以降、年2回(上期、下期)のペースで継続的に実施してまいりました。1992年7月からは当社の公表資料である「経済と貨物輸送の見通し」に掲載し、幅広い利用にも供しております。 2002年からは、四半期ごとに実施するとともに、大幅な内容改訂と対象事業所の拡充を図り、調査結果は「日通総研短観」として広く公表していくことといたしました。調査対象は、製造業、卸売業の主要2,500事業所です。また、調査項目は次のとおりです。 1. 国内向け出荷動向 2. 輸送機関別利用動向 3. 輸出入貨物の動向 4. 在庫量と営業倉庫利用の動向 5. 運賃・料金の動向 6. 物流コスト割合の動向 これらについて、当期実績見込みと次期見通しを対前年同期比で「増加する」、「横ばい」、「減少する」等の3つの選択肢の中から選択、調査項目ごとに各選択肢の回答事業所数を集計し、その合計事業所数に対する割合を算出、動向判断指標として提示します。今回の調査は2013年7-9月の実績と2013年10-12月の見通しを9月時点でうかがい、1,099事業所(回答率44.0%)からご協力をいただきました。 今回調査結果の概要と全文をご覧いただくことができます。 調査にご協力いただきました事業所の方には、調査結果をとりまとめました冊子をお送りいたします。 調査結果の要旨: ・国内向け出荷量『荷動き指数』は、7〜9 月実績(見込み)では、前期(4〜6 月)実績より16 ポイント上昇して+7 と、2011 年7〜9 月実績以来2 年ぶりのプラスに浮上した。一方、10〜12 月見通しでは横ばいとなり、V字型の回復のあと、やや一服感がみられる。・10〜12 月見通しの輸送機関別『利用動向指数』は、特別積合せトラックでは弱含むが、残りの輸送機関では改善する。この結果、宅配便が±0 まで戻すほか、鉄道コンテナ、内航コンテナでもマイナス幅は縮小する。一方、国内航空では利用の減退が続く見通しである。・10〜12 月見通しの輸出入貨物量『荷動き指数』は、全輸送機関において小幅ながら悪化する見込みである。外貿コンテナの輸出・輸入では引き続きプラスを維持するものの、国際航空の輸出・輸入ではマイナス幅が若干拡大し、回復に向けての足取りは重い。 国内向け出荷量の動向:7〜9 月実績(見込み)の業種別『荷動き指数』は、パルプ・紙以外の業種において前期(4〜6 月)実績よりも上昇した。マイナスの業種は精密機械など3 業種にとどまり、電気機械がゼロ水準で、残り11 業種がプラスとなった。10〜12 月見通しでは、9 業種において『荷動き指数』の上昇が見込まれる。この結果、繊維・衣服など3 業種がマイナス、化学・プラスチックなど3 業種が±0 で、木材・家具、その他の製造業など9 業種がプラスになるものとみられる。 輸送機関利用の動向 :7〜9 月実績(見込み)の輸送機関別『利用動向指数』は、全輸送機関において、前期(4〜6 月)実績よりも改善し、一般トラック、特別積合せトラックではプラスに浮上した。10〜12 月見通しでは、特別積合せトラックにおいて弱含みの動きがみられるが、残りの輸送機関では『利用動向指数』が改善する。この結果、宅配便が±0 まで戻すほか、鉄道コンテナ、内航コンテナでもマイナス幅は縮小する。一方、国内航空では利用の減退が続く見通しである。 輸出入貨物量の動向 :7〜9 月実績(見込み)の『荷動き指数』は、全輸送機関において前期(4〜6 月)実績よりも改善がみられ、外貿コンテナの輸出・輸入ではプラスとなった。一方、国際航空では輸出・輸入ともマイナスが続いている。10〜12 月見通しでは、全輸送機関において小幅ながら『荷動き指数』が悪化する見込みである。外貿コンテナの輸出・輸入では引き続きプラスを維持するものの、国際航空の輸出・輸入ではマイナス幅が若干拡大し、回復に向けての足取りは重い。 在庫量と営業倉庫利用の動向:7〜9 月実績(見込み)の在庫量と営業倉庫保管量の動向をみると、すべての『動向指数』が前期(4〜6 月)実績よりも上昇した。この結果、営業倉庫保管量ではプラスに浮上し、製品在庫でも±0まで戻した。10〜12 月見通しについては、原材料在庫の『動向指数』が横ばいで推移する一方、製品在庫、営業倉庫保管量では低下が見込まれ、ともにマイナスに沈む。このため、在庫圧縮の圧力および営業倉庫保管量に対する削減圧力は若干強まるものとみられる。 運賃・料金の動向 :7〜9 月実績(見込み)の『動向指数』は、鉄道コンテナで±0 にとどまる以外は、残りの機関でプラスとなった。前期(4〜6 月)実績との比較では、鉄道コンテナ、国内航空では横ばいで推移したが、その他の機関においては『動向指数』が上昇した。10〜12 月見通しについては、倉庫では横ばいで推移する一方、残りの機関において『動向指数』が上昇し、鉄道コンテナでもプラスとなる。また、特別積合せトラックなどでは増勢がさらに強まる見通しである。 物流コスト割合の動向:7〜9 月実績(見込み)の『動向指数』は、全15 業種中13 業種がプラスで、業種全体では+7 と、前期(4〜6 月)実績からは3 ポイント上昇した。10〜12 月見通しでは、精密機械がマイナスに沈む一方、窯業・土石などでプラス幅が拡大する。この結果、業種全体の『動向指数』は+7 と横ばいで推移し、物流コスト割合の拡大が続く見通しである。 日通総研短観(全文)は下記アドレスを参照ください。 http://www.nittsu-soken.co.jp/report/trend/file/tankan-zenbun2013-9.pdf |
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