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■日本郵船/新造シャトルタンカーIngrid Knutsenと命名、エクソンモービル子会社向けの用船、北海海域の原油輸送に従事
新造シャトルタンカー"Ingrid Knutsen"と命名-エクソンモービル子会社向けの用船、北海海域の原油輸送に従事-
2013年9月26日


写真前列左から4番目:当社代表取締役専務 長澤仁志5番目:KNOT社長 トリグベ・セグレム6番目:Esso Norge AS メグ・オニール マネジングディレクター7番目:当社経営委員 スヴェイン・スタイムラー

当社が50%出資するクヌッツェン・エヌワイケイ・オフショア・タンカーズ社(Knutsen NYK Offshore Tankers AS、本社:ノルウェー・ハウゲスン、以下KNOT社) が韓国の現代重工業(Hyundai Heavy Industries)で建造しているシャトルタンカー(注1)の命名式が9月25日、同社造船所で行われました。KNOT社からは社長トリグベ・セグレム(Trygve Seglem)をはじめ同社役員ら、当社からは代表取締役専務の長澤仁志、経営委員のスヴェイン・スタイムラー(Svein Steimler)が出席し、"Ingrid Knutsen"と命名されました。
 
"Ingrid Knutsen"は2013年末に用船契約が開始される予定です。用船者はスタンダード・マリン・トンスバーグ社(Standard Marine T?nsberg AS。ExxonMobil Exploration and Production Norway ASの子会社。本社:ノルウェー・トンスバーグ)、契約期間は最長15年で、北海海域で産出される原油のシャトル輸送に従事することとなります。また本件はKNOTとしてエクソン モービル社グループに対する初の新造船での長期契約となります。
 
本シャトルタンカーは11万2千重量トン型タンカーで、ダイナミック・ポジショニング・システム(動的定点保持システム)クラスII(注2)とバウローディングシステム(注3)を搭載しています。
 
当社グループは、今後も引き続き、世界各地での安定的かつ経済的なエネルギー輸送に努めていきます。
 
(注1)シャトル・タンカー
別名フローティング・パイプライン(Floating Pipeline)とも呼ばれ、海底油田上にある石油生産・貯蔵・積出し施設などから海上で一定の距離を保ったまま油を積み込み、陸上の石油貯蔵基地または石油精製基地までピストン輸送するためのタンカー。
 
(注2)ダイナミック・ポジショニング・システム クラスU
すべての機器・配線を含めたシステムを完全に二重化して冗長性を高めたダイナミック・ポジショニング・システムのこと。
 
(注3)バウローディングシステム
海象の荒い地域でより安全に荷役するために、船首部分で荷役を行う仕組み(通常のタンカーは船側で荷役を行う)。また、緊急時に速やかに離脱する目的で、荷役ホースの接続や切り離しが通常のタンカーの荷役システムと比べて容易である。
 
参考:
2011年12月9日発表
シャトルタンカー事業で定期傭船契約を締結
−エクソンモービル子会社と2014年から−
http://www.nyk.com/release/1413/NE_111209.html
 
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