郵船ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ／ﾁｪｺに19,000平米の新倉庫　中東欧と西欧を結ぶ基幹倉庫へ｜物流ﾆｭｰｽ

ﾆｭｰｽ　

用語　

ｾﾐﾅｰ

■郵船ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ／ﾁｪｺに19,000平米の新倉庫　中東欧と西欧を結ぶ基幹倉庫へ

ﾁｪｺに19,000m2の新倉庫　中東欧と西欧を結ぶ基幹倉庫へ
[2013.7.22]
　当社ﾁｪｺ法人のYusen Logistics (Czech) s.r.o.（Managing Director : Michal Peter）は､ﾌﾟﾗﾊ近郊のRicany 支店をStranciceに移転し､Strancice 支店として8月1日から業務を開始します｡Strancice 支店は､新たに約19,000m2の倉庫をｵｰﾌﾟﾝし､中東欧展開（*1）の中心拠点として自動車産業やﾘﾃｰﾗｰなどの旺盛な物流需要にお応えします｡
　Stranciceは､ﾌﾟﾗﾊ市内から車で南東に15分､ﾌﾟﾗﾊ空港からは30分､主要内陸ｺﾝﾃﾅﾀｰﾐﾅﾙから45分､中東欧と西欧を結ぶ幹線道路沿いの至便なﾛｹｰｼｮﾝに位置しています｡
　同地は､日系､外資系自動車ﾒｰｶｰの生産活動が活発で､関連部品ﾒｰｶｰも多数集積するｴﾘｱとして近年注目を集めています｡これまで､Ricany支店が約13,000m2の倉庫ｽﾍﾟｰｽを駆使し､自動車ﾒｰｶｰ向けｸﾛｽﾄﾞｯｸ(*2)やﾘﾃｰﾗｰ向け在庫管理などの各種ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽｻｰﾋﾞｽをご提供していましたが､取扱量の拡大により､今般新倉庫への移転となりました｡
　新倉庫の特長は､第一に13,000ﾕｰﾛﾊﾟﾚｯﾄを保管出来る常温管理倉庫ｽﾍﾟｰｽ､第二に知的照明ｼｽﾃﾑ(*3)完備による環境対応､第三にRFID(*4)による効率的な倉庫管理､第四に保税ｴﾘｱで非居住者在庫への対応が可能であることです｡
　引き続き､約170台の自社ﾄﾚｰﾗｰを活用した自動車関連企業向けｸﾛｽﾄﾞｯｸ､VMI倉庫業務などのﾛｼﾞｽﾃｨｸｽｻｰﾋﾞｽのご提供はもちろん､航空･海上貨物輸送に派生する在庫管理やLTL(*5)ｻｰﾋﾞｽの拡大など､総合物流企業の強みを活かした展開を行います｡
＜概要＞

名称

Yusen Logistics(Czech) s.r.o.Strancice Branch

住所
Kunice 308, Strancice, 251 63(Zip Code), Czech Republic

TEL･FAX

TEL : (420)-323-577-222FAX : (420)-323-605-377

倉庫面積

18,850 m2（保税 : 1,000m2）

営業開始日
2013年8月1日

Stranciceの新倉庫･外観

倉庫内部

自社ﾄﾚｰﾗｰ（EURO COMBI）
(*1)中東欧展開当社の中東欧進出国はﾁｪｺ､ﾎﾟｰﾗﾝﾄﾞ､ﾊﾝｶﾞﾘｰ､ｽﾛﾊﾞｷｱの4ヶ国｡ﾁｪｺ法人は､国内4拠点､ｽﾛﾊﾞｷｱ1拠点の合計5拠点の事業展開
(*2)ｸﾛｽﾄﾞｯｸ複数のﾍﾞﾝﾀﾞｰから貨物を集荷し物流ｾﾝﾀｰに集め､各方面別に貨物を仕分けして配送を行う方法
(*3)知的照明ｼｽﾃﾑ照度を感知し明るさを自動調整するｼｽﾃﾑ
(*4)RFIDRadio Frequency IDenti?cation｡電波を使って貨物の位置や動きをﾘｱﾙﾀｲﾑで把握する物流技術
(*5)LTLLess than Truck/Trailer Load｡ﾄﾗｯｸ/ﾄﾚｰﾗｰ1台に満たない小口貨物

以上