物流ニュース&用語辞典 powerd by e-LogiT
物流ニュース
ニュース 用語 セミナー
■富士通セミコンダクター/都市ガスのバックアップを目的としたLNGサテライト基地を三重工場で運用開始
南海トラフ地震等による都市ガス停止に備え、液化天然ガスの自前供給体制を確立
〜業界で初めて、都市ガスのバックアップを目的としたLNGサテライト基地を三重工場で運用開始 〜


富士通セミコンダクター株式会社(注1)は、南海トラフ地震に代表される西日本災害時の都市ガス停止に備え、三重工場において液化天然ガス(以下、LNG)サテライト基地を設置し、本日から運用を開始します。これにより、ガス燃料の供給停止に対してはサテライト基地とローリー車によるLNG補充により、災害等への工場インフラ基盤を一層強化することとなります。
2011年3月11日の東日本大震災以来、工業製品や部品、材料の安定供給の重要性がますます注目されています。半導体工場でも被災時に一刻も早く操業を復旧する体制の構築が望まれており、当社は2008年から、インフラ(電力・水)復旧後7日間で前工程製造の操業を復旧するBCM(注2)を構築しました。その成果として、東日本大震災ではインフラの供給停止もありましたが、業界でいち早く復旧し、製品供給への影響を最小化することができました。
東日本大震災において、東北地区の工場の都市ガス供給は、パイプラインの損傷、津波による供給基地の損傷によって、電力と比較して長期間の停止を余儀なくされました。三重工場のクリーンルームは、都市ガスの供給停止により、クリーンルームの環境が維持できなくなり、製造過程にある製品が損傷します。このことから都市ガスの長期停止への備えが必要と判断し、空調用ボイラーや一部製造設備などの燃料として都市ガスを使用している三重工場構内にバックアップの仕組みづくりを検討してきました。


図1. LNGサテライト基地
拡大イメージ
三重工場では従来、パイプラインにより都市ガスの供給を受けていますが、被災時のクリーンルーム環境維持対策の一つとして、中部電力株式会社(注3)様のご協力のもと、構内にLNGサテライト基地を設置し、本日よりバックアップ体制の運用を開始します。被災時には、都市ガス供給が復旧するまでの間、サテライトタンク内に貯蔵するLNGにより対応できるようになります。その後の補給は、国内の広範囲に存在するLNG供給基地から、ローリー車による輸送で対応します。構内にLNGの貯蔵タンクを設置している製造工場の例は過去にもありますが、災害等により供給が停止された都市ガスのバックアップとして、備蓄しているLNGに速やかに切り替えられる体制を実現している製造拠点は、半導体業界はもとより、国内製造業界で初めてと考えています。
今回の三重工場におけるLNGサテライト基地の設置により、地震などの災害時に工場操業を早期復帰できる体制が一層強化されました。なお、東北地区の前工程製造工場においては、燃料に重油を使用しており、構内に十分な量を備蓄することによって、上述と同等のBCMがすでに構築されています。当社では、燃料対策のほかにも、製造設備の免震・耐震施策として免震台導入などを完了しており、BCM強化に向けた施策をさらに進め、今後もお客様への安定的な製品供給に努めていきます。
注釈

注1 富士通セミコンダクター株式会社:
本社 神奈川県横浜市、代表取締役社長 岡田 晴基。
注2 BCM:
Business Continuity Management(事業継続マネジメント)
注3 中部電力株式会社:
本店 名古屋市、代表取締役社長 水野 明久。
 
前の記事へ次の記事へ
【このURLを友達に教える
携帯版メールニュースの配信登録
最新の物流ニュースと1日1語(2語)の物流用語を平日朝7時ごろにお送りします。朝のコーヒー、通勤(通学)時に学んでください。
ご希望の方は、空メールを送信すると登録できます。
イー・ロジットの個人情報保護方針はこちら
サイト内検索
ホーム ページ下部
物流ニュース&用語集
 物流ニュース / 物流用語辞典 / セミナー情報
 ニュース登録(空メール)
事業内容
 社員教育 / 通販物流代行 / 物流改善・コスト削減
会社案内
 会社概要 / アクセス(地図)
 プライバシーポリシー
 訪問販売法に基づく表記
採用情報
 採用情報
 通販物流スタッフ(パート/アルバイト)
友達にURLを教える
お問い合わせ
Copyright(c)e-LogiT.com All Rights Reserved.