日本貨物鉄道／ｺﾝﾃﾅ貨物は前年比１０２･２％増（平成２４年度第３－四半期）｜物流ﾆｭｰｽ

ﾆｭｰｽ　

用語　

ｾﾐﾅｰ

■日本貨物鉄道／ｺﾝﾃﾅ貨物は前年比１０２･２％増（平成２４年度第３－四半期）

輸送動向について（平成２４年度第３－四半期）

１．輸送概況第３－四半期は､11 月下旬から12 月にかけて北日本を中心に発生した自然災害に伴う輸送障害の影響等により､高速貨309 本､専貨6 本が運休した（前年同期間は､高速貨337 本､専貨5 本が運休）｡荷動きについては､中国等ｱｼﾞｱ諸国をはじめとする海外の景気減速を受けて､輸出産業を中心に企業の生産活動が縮小しているものの､前年は東日本大震災に伴う生産減があったことから､全体では前年を上回った｡ｺﾝﾃﾅ貨物は､農産品･青果物､化学薬品等が前年を下回ったものの､紙･ﾊﾟﾙﾌﾟ､ｴｺ関連物資等が前年を上回り､全体では前年比102.2％となった｡農産品･青果物は米の販売不振の影響を受け出荷が低調となった｡また､化学薬品は一部顧客の輸送中止等により大きく減送となった｡一方､紙･ﾊﾟﾙﾌﾟは震災で被災したﾒｰｶｰの生産拠点の復旧及び取扱い貨物駅である石巻港駅の営業再開に伴い増送となった｡また､ｴｺ関連物資は災害廃棄物の広域処理の進展により増送となった｡車扱貨物は､ｾﾒﾝﾄ･石灰石が前年の台風12 号に伴う線路不通の反動で増送となったものの､石油が一部区間の輸送終了に伴い前年を下回り､全体では前年比99.8％となった｡
（略）