電気化学工業／新潟･青海工場でｱﾙﾐﾅ短繊維の製造設備を１系列増設｜物流ﾆｭｰｽ

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■電気化学工業／新潟･青海工場でｱﾙﾐﾅ短繊維の製造設備を１系列増設

｢ﾃﾞﾝｶｱﾙｾﾝ（Ｒ）｣（ｱﾙﾐﾅ短繊維）増設のお知らせ　電気化学工業株式会社（以下｢当社｣）は青海工場（新潟県糸魚川市）で主に工業炉向け耐火断熱材用途として製造している｢ﾃﾞﾝｶｱﾙｾﾝ（Ｒ）｣（ｱﾙﾐﾅ短繊維）の製造設備を１系列増設することを決定いたしましたのでお知らせいたします｡　｢ﾃﾞﾝｶｱﾙｾﾝ（Ｒ）｣は､ｱﾙﾐﾅ､ｼﾘｶを主成分とする結晶質ｱﾙﾐﾅ短繊維であり､鉄鋼､金属､ｾﾗﾐｯｸｽなど各種炉の断熱材､自動車の部材など幅広い分野で､特に１，５００℃以上の高温に耐えうる耐火断熱材として使用されております｡　近年､特に日･米･欧州を主体に自動車から排出される粒子状物質や窒素酸化物などの大気汚染物質の排出規制が強化されてまいりました｡この動きは全世界に広がりを見せており､また更なる規制強化に向かいつつあります｡　当社は既に２系列の製造設備を保有しておりますが､今後､中･長期的に自動車触媒ﾏｯﾄ（自動車に搭載されている排ｶﾞｽ浄化部材を固定化する役割を担うｸｯｼｮﾝ材）向け需要が急増するものと見込まれ､既存製造設備では供給量に制約が生じる可能性があるところから､今回１系列の設備増強を行うことといたしました｡　これにより､当社は大気汚染対策につながる｢ﾃﾞﾝｶｱﾙｾﾝ（Ｒ）｣の安定供給に向けて取り組んでまいります｡１．製品名：｢ﾃﾞﾝｶｱﾙｾﾝ（Ｒ）｣（ｱﾙﾐﾅ短繊維）２．増設設備能力：約３００ﾄﾝ／年３．建設地：青海工場内（新潟県糸魚川市）４．稼働時期：２０１３年１２月（予定）５．投資額：約１０億円以上