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■JFEエンジニアリング/仙台塩釜港に当社開発の新工法が初採用
仙台塩釜港に当社開発の新工法が初採用〜ジャケット本体と土留め壁を一体化した『アーク矢板ジャケット』〜
2012年10月17日JFEエンジニアリング株式会社
 
 JFEエンジニアリング株式会社(社長:岸本純幸、本社:東京都千代田区)は、仙台塩釜港で新たに整備される港湾荷役岸壁において、新型ジャケット桟橋の製作を受注※1しましたのでお知らせします。今回受注した岸壁構造には、当社が耐震性の高いジャケット工法をさらに改良した新技術「アーク矢板ジャケット工法」が用いられています。当社は、同技術について、2年におよぶ審査を経た後2008年に国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録いたしました※2。こうした公共工事における新技術の活用促進システムに登録を行った結果、このたび国土交通省東北地方整備局により優れた経済性と短工期が評価され、初めて当岸壁で採用されたものです。
 従来、ジャケット桟橋を用いた港湾荷役岸壁の構造は、埋立部の土留め壁および控え杭と水中部のジャケット本体を分離して設置していました。一方、「アーク矢板ジャケット工法」は、ジャケット本体に埋立土を支える土留め壁を円弧状(アーク)にして一体化することで強度を高め、土留め壁の鋼重を大幅に低減し、さらに控え杭が不要となりました。この結果、一般的に材料費や現地施工費の低減により全体工事費20%のコストダウンを図りました。また全体工期を10%程度短縮することが可能となりました。
 当社は、今後整備が計画されている国際戦略港湾などに対して、『アーク矢板ジャケット工法』の技術提案を進めてまいります。また、東日本沿岸地域における震災復興整備においても積極的に提案することで採用数の拡大を図ってまいります。■受注工事概要



1. 発注者

国土交通省 東北地方整備局

2. 元請JV

若築・あおみ・大本特定建設工事共同企業体

3. 工事名

仙台塩釜港仙台港区中野地区岸壁(-14m)築造工事

4. 工事場所

宮城県仙台市仙台塩釜港港内

5. 工事概要

岸壁築造工事のうちジャケット製作岸壁延長 300mのうち(今回受注分150m)

6. 工期

平成24年8月9日 〜 平成25年3月25日
 ■アーク矢板ジャケットの特徴

 ※1)本工事は国土交通省東北地方整備局より発注され、当社は元請会社である若築建設JVより受注 ※2)NETIS認定技術「アーク矢板ジャケット工法」番号CBK-070001-V ■アーク矢板ジャケットの完成イメージ図

以上
 
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