ＩＨＩ／台湾ＣＳＭＣ社からｱﾙﾐｺｲﾙの立体自動倉庫を受注｜物流ﾆｭｰｽ

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■ＩＨＩ／台湾ＣＳＭＣ社からｱﾙﾐｺｲﾙの立体自動倉庫を受注

台湾ＣＳＭＣ社からｱﾙﾐｺｲﾙの立体自動倉庫を受注　ＩＨＩは､このほど､中国機械股扮有限公司（本社：台湾･高雄市､以下ＣＳＭＣ社）から､台湾最大のｱﾙﾐ圧延ﾒｰｶｰであるＣ．Ｓ．ｱﾙﾐﾆｳﾑ社（本社：台湾･高雄市）が高雄市に所有するｱﾙﾐ工場向けのｱﾙﾐｺｲﾙの立体自動倉庫を受注しました｡完成､引き渡しは､２０１３年の予定です｡　　今回､ＩＨＩが受注したのは､倉庫内のｽﾀｯｶｰｸﾚｰﾝ２台､移動台車１３台､高速移動台車１台を含むｱﾙﾐｺｲﾙ（重量：約２０ton/個）を約７００個保管することの出来る自動倉庫です｡　本自動倉庫は､台湾国内で初めてのｱﾙﾐｺｲﾙ用自動倉庫であり､延床面積約２，３５０ｍ２の建屋で､冷延ﾗｲﾝ､連続焼鈍ﾗｲﾝ等の間の一時保管設備として２４時間の生産に対応するものです｡今回､冷延ﾗｲﾝから出てくる１５０℃のｱﾙﾐｺｲﾙを倉庫内で２４時間以内に５０℃程度まで冷却することを可能にしたこと等が決めてとなり､今回の受注にいたりました｡　Ｃ.Ｓｱﾙﾐﾆｳﾑ社より自動倉庫を受注したのは今回が初めてですが､最近では､当社の関係会社であるＩＨＩﾒﾀﾙﾃｯｸ株式会社が､Ｃ.Ｓｱﾙﾐﾆｳﾑ社高雄工場向けに圧延機を受注した実績があります｡また､過去には､同社同工場向けに納入したｱﾙﾐ箔圧延機２基､同社の関連会社である寧波華揚ｱﾙﾐ科技有限公司（中国浙江省）向けに納入した冷間圧延機1基を納入した実績があります｡このような実績をふまえ､｢ＩＨＩの総合的技術力､ならびにＩＨＩの国内外における立体自動倉庫の豊富な納入実績と品質の高さ｣も評価され､今回の受注につながりました｡　今後も需要の伸びが見込まれるｱｼﾞｱを中心に自動倉庫の拡販を積極的に行なっていく方針です｡