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■日立建機/ダンプトラック自律運転の技術開発を推進
ダンプトラック自律運転の技術開発を推進
2012年9月20日

−2013年度から稼働試験開始−
  日立建機株式会社(社長:辻本 雄一)は、世界の露天掘り鉱山業界のお客様に対し、今後2017年度にかけて5年間にわたり、ダンプトラックの自律運転に関する包括的な各種技術を開発し、提供していきます。日立建機は、株式会社日立製作所製ACドライブを搭載したダンプトラックの開発で既に日立製作所と強力なシナジーを発揮しており、自律運転の技術開発においても、共同での取り組みを進めます。
  ダンプトラックの自律運転とは、車両に搭載した各種車体制御システムと管制システムを通信技術でつなぎ、走行や荷の積み下ろしなど、鉱山現場で必要な作業を運転手が乗っていない状態でも可能にするものです。これにより、高い安全性の確保と鉱山運営の高効率化を実現します。鉱山業界のお客様からは、現場がどのような稼働条件であっても、高い安全性、生産量および生産効率を得たいという要望があり、運転手が乗った状態と同等の運行を可能とする技術開発は、この要望に応えるものです。
  当社は、日立製作所の先進技術を取り入れたACドライブダンプトラックシステムや、多くの実績を持つカナダの子会社ウェンコ・インターナショナル・マイニング・システムズ社(Wenco International Mining Systems Ltd.)の鉱山運行管理システムなどをベースとして、お客様に満足いただけるソリューションを、今後段階的に提供していきます。ダンプトラックの自律運転を構成する各技術は、お客様の要望に応じてそれぞれ単独でも提供し、運行の安全性や生産性を高めていきます。なお、包括的な技術が整う予定の2018年度以降も、市場ニーズに合わせた製品開発を継続してまいります。
  自律運転の現場での稼働試験は、2013年度から開始する予定です。日立グループの総合技術を駆使して、お客様に最適なシステムを提供していきます。
日立製作所製ACドライブ搭載のダンプトラック

以上


ニュースリリース記載の内容は、発表日現在の情報であり、その後予告なしに変更される場合もありますので、ご了承ください。
 
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