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■日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース/日本エレクトロプレイティング・エンジニヤースの液晶駆動IC用めっき液を韓国の喜星金属が現地生産・供給開始
日本エレクトロプレイティング・エンジニヤースの液晶駆動IC用めっき液を韓国の喜星金属が現地生産・供給開始納期半減、BCP強化、貴金属のリサイクル体制強化 ― 韓国での液晶向け事業を強化 日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース株式会社(※1)(本社:神奈川県平塚市、代表取締役社長:内藤和正、以下EEJA)は、2012年8月24日より、田中貴金属グループの一社で、韓国の大手化学製品メーカーである喜星(ヒースン)金属株式会社(本社:ソウル特別市、代表理事社長:権永濟)が、EEJAのノンシアン金めっき液を韓国市場向けに現地生産・供給することを発表します。 ノンシアン金めっき液は、液晶パネル向け駆動(ドライバー)ICのウェハバンププロセスに現在主流で使われている金めっき液です。韓国現地での生産・供給により、EEJAで生産する場合と比べて、韓国の現地顧客への納期を半分以下に短縮することが可能になります。また、EEJAと喜星金属がそれぞれ製品在庫を保管できるため、サプライチェーン(供給網)へのリスク分散として、自然災害や社会インフラの障害といった非常事態に対するBCP(事業継続計画)も強化することができます。 これまでEEJAでは、製品販売とテクニカルサポートの機能を韓国に設置し、日本で製造しためっき液を韓国へ輸出しておりました。昨今、韓国の液晶産業が本格的に加速していることに伴い、EEJAでは更なる販路拡大が見込めると判断し、ノンシアン金めっき液を喜星金属が韓国で生産・供給する契約を締結しました。喜星金属の設備投資額は約5億円で、これにより、従来は通常10日間程度であった納期を、5日間以下にまで短縮できるため、よりスピーディな供給体制の下、現地顧客に密着して研究開発を支援することができます。また、輸送費を低コスト化できることに加え、現地生産化を確立したことで、回収した使用済み金めっき液を韓国国内で精製・再製品化することが可能になり、顧客は地金価格変動のリスクを低減させることができます。 EEJAでは、喜星金属による現地生産・供給を通じ、液晶事業が盛んな韓国での増加する需要を取り込むことで、韓国における液晶駆動IC用金めっき液のシェアを、現在の約60%から2015年までには約80%にまで引き上げ、年間120億円の販売を目指します。なおEEJAは、技術開発の支援体制を強化するため、本年1月に、韓国でテクニカルサポートを行う研究施設を従来の約1.8倍となる550平方メートルに増床し、めっきプロセスの実験設備及び分析機器装置などを拡充しました。今後は、韓国の市場動向を見極めながら、液晶パネルのほか各種電子部品などに使われるノンシアン金めっき液の現地生産・供給も進めることで、更なる業容の拡大に努めてまいります。(※1)TANAKA ホールディングス株式会社を持株会社とする田中貴金属グループにおいて、めっき事業を展開する企業■TANAKA ホールディングス株式会社(田中貴金属グループを統括する持株会社) 本社:東京都千代田区丸の内2−7−3 東京ビルディング22F 代表:代表取締役社長 岡本 英彌 創業:1885年 設立:1918年 資本金:5億円 グループ連結従業員数:3,456名(2010年度) グループ連結売上高:8,910億円(2010年度) グループの主な事業内容:貴金属地金(白金、金、銀 ほか)及び各種工業用貴金属製品の製造・販売、輸出入及び貴金属の回収・精製 HPアドレス:http://www.tanaka.co.jp(グループ)、http://pro.tanaka.co.jp(工業製品)■日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース株式会社 略称:EEJA(Electroplating Engineers of Japan Ltd.) 本社:神奈川県平塚市新町5−50 代表:代表取締役社長 内藤 和正 設立:1965年 資本金:1億円 従業員数:91名(2011年度) 売上高:257億3千万円(2011年度) 事業内容:  1.エンソン(Enthone)グループとの技術提携によるセルレックス(SEL−REX)貴金属・卑金属めっき液、添加剤および表面処理関連薬品の開発、製造、販売、輸出業  2.めっき装置の開発、製造、販売、輸出業  3.その他めっき関連製品の輸入、販売 HPアドレス:http://www.eeja.com/■喜星金属株式会社 本社:大韓民国ソウル特別市中区1街42富林ビル9階 代表:代表理事社長 権 永濟 設立:1974年 資本金:3,065,700千ウォン 従業員数:355名 売上高:958,331百万ウォン(2011年度) 事業内容:田中貴金属工業株式会社と韓国資本との合弁企業として、自社技術に加え田中貴金属グループの技術をベースに電気接点やろう材、貴金属めっき材料等、広範な製品を提供 HPアドレス:http://www.hsmetal.co.kr<田中貴金属グループについて> 田中貴金属グループは1885年(明治18年)の創業以来、貴金属を中心とした事業領域で幅広い活動を展開してきました。2010年4月1日にTANAKA ホールディングス株式会社を持株会社(グループの親会社)とする形でグループ再編が完了しました。ガバナンス体制を強化するとともにスピーディな経営と機動的な業務執行を効率的に行うことにより、お客様へのより一層のサービス向上を目指します。そして、貴金属に携わる専門家集団として、グループ各社が連携・協力して多様な製品とサービスを提供しております。 国内ではトップクラスの貴金属取扱量を誇る田中貴金属グループでは、工業用貴金属材料の開発から安定供給、装飾品や貴金属を活用した貯蓄商品の提供を長年に渡り行ってきました。今後も貴金属のプロとしてグループ全体で、ゆとりある豊かな暮らしに貢献し続けます。 田中貴金属グループの中核8社は以下の通りです。 ・TANAKA ホールディングス株式会社(純粋持株会社)  ・田中貴金属工業株式会社 ・田中貴金属インターナショナル株式会社  ・田中貴金属販売株式会社 ・日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース株式会社  ・田中電子工業株式会社 ・田中貴金属ビジネスサービス株式会社  ・田中貴金属ジュエリー株式会社
 
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