ｱﾙﾌﾟｽ物流／経常利益は前年比２１･５％増（平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｱﾙﾌﾟｽ物流／経常利益は前年比２１･５％増（平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成25年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　営業利益　　　経常利益　　四半期純利益
25年３月期第１四半期　17,837 7.4 　1,119 25.5 　1,098 21.5 　562 35.624年３月期第１四半期　16,601 0.6　 892 △16.5 　904 △12.7 　414 △18.2
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第１四半期連結累計期間（平成24年４月～６月）の世界経済は､欧州の財政･金融問題が､５月に行われた欧州各国の選挙結果を受けて再燃したことにより､金融市場のみならず､世界各国の実態経済につきましても不安定な状況が続きました｡このような先行き不透明な環境下において､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟでは､当年度も事業方針として､｢３･Ｅ－Ｌｏｇｉｓｔｉｃｓ｣の推進～｢物流力ＮＯ．１｣への挑戦～を掲げ､これまで中期的に取り組んできた｢新たな成長｣を｢確かな成長｣として実現すべく､鋭意努力してまいります｡重点戦略として､①ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ･ﾈｯﾄﾜｰｸの拡充や､顧客の｢物流個性｣に合った最適物流の提案による｢新規･深耕拡販の推進（Ｅ･ｎｅｒｇｙ）｣､②｢絶対品質｣の追求による｢事業体質の強化（Ｅ･ｃｏｎｏｍｙ）｣､③｢環境物流｣ｻｰﾋﾞｽによる｢ｸﾞﾘｰﾝ･ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽの追求（Ｅ･ｃｏｌｏｇｙ）｣を推進してまいります｡当第１四半期連結累計期間の業績は､売上高17,837百万円(前年同期比 7.4％増)､営業利益1,119百万円(同25.5％増)､経常利益は1,098百万円(同 21.5％増)､四半期純利益は562百万円(同 35.6％増)となりました｡
＜ｾｸﾞﾒﾝﾄの概況＞①電子部品物流事業当事業の主要顧客である電子部品業界では､ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙに生産･販売が回復している自動車や､成長商品であるｽﾏｰﾄﾌｫﾝ向けの需要は好調に推移しましたが､世界景気の不透明感に伴う消費の鈍化もあり､全体的にはまだら模様の状況となりました｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟでは､引き続き､新規･深耕拡販を推進するとともに､ｼｽﾃﾑを活用した生産性の向上など事業体質の強化に取り組んでまいりました｡また､昨年設立した韓国ｱﾙﾌﾟｽ物流での機能強化による取扱貨物量の拡大､ｱﾙﾌﾟｽ･ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ･ﾀｲでの第４の拠点となるﾊﾞﾝﾅ倉庫の立ち上げ（本年７月稼動開始）､中国各地域での倉庫保管能力の拡大や､内陸部を含めた長距離輸送ｻｰﾋﾞｽ｢ｱﾙﾌﾟｽ特快便｣の拡充など､ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙに事業･ﾈｯﾄﾜｰｸの強化を進めてまいりました｡当第１四半期連結累計期間の業績につきましては､ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ拡販活動の推進や､韓国など新拠点の稼動開始による売上増､また昨年の東日本大震災からの反動による需要増も加わり､国内外で売上を拡大しました｡当ｾｸﾞﾒﾝﾄの売上高は8,462百万円(前年同期比 9.6％増)､営業利益は806百万円(同 45.6％増)の結果となりました｡
②商品販売事業商品販売事業では､電子部品関連の包装資材､成形材料､電子ﾃﾞﾊﾞｲｽの販売を行っております｡当第１四半期連結累計期間におきましては､特に､調達と物流を一元化した電子ﾃﾞﾊﾞｲｽの販売ﾋﾞｼﾞﾈｽが､海外顧客の生産拡大に伴う需要が増加する中で､売上を拡大しました｡当ｾｸﾞﾒﾝﾄの売上高は3,599百万円(前年同期比 6.9％増)､営業利益は132百万円(同 48.3％増)の結果となりました｡
③消費物流事業消費物流事業につきましては､生協の個配関連を中心に事業拡大を進めてまいりました｡顧客の物流再編や合理化に伴い､取扱貨物量が伸び悩む中で､事業方針である｢新しいﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙ｣の確立に向けて､体制整備や新規拡販を進めてまいりました｡また､新物流ｾﾝﾀｰの稼働率や生産性の向上など､事業体質の強化にも取り組んでまいりました｡当ｾｸﾞﾒﾝﾄの売上高は5,774百万円(前年同期比 4.7％増)､営業利益は179百万円(同 27.7％減)の結果となりました｡