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■メディネット/東大病院が実施する第3項先進医療(高度医療)に係る一部業務を受託
東大病院が実施する第3項先進医療(高度医療)に係る一部業務を受託 株式会社メディネット(以下、「メディネット」)は、この度、東京大学医学部附属病院(以下、「東大病院」)から、院内業務の一部を受託致しました。 東大病院では、2012年6月1日付で第3項先進医療(高度医療)(以下、「先進医療)」として「ゾレドロン酸誘導γδT細胞を用いた免疫療法」が承認され、自主臨床試験を開始することとなりました。 その先進医療を実施するために必要となる、細胞培養、品質検査、施設運営管理などをメディネットが担うこととなります。 メディネットは、免疫細胞治療を安全かつ効率的に実施するために必要な技術・ノウハウ、施設、資材、専門技術者、システムなどを「免疫細胞療法総合支援サービス」として包括的に医療機関に提供するとともに、これまでに蓄積してきた臨床用細胞加工に係る経験とノウハウを活かし、高度かつ多岐にわたる医療機関の要望に応じて、サービスの形態を柔軟に再設計し、提供してまいりました。 今後も、これまでに培った臨床用細胞加工に係る豊富な実績と経験を活かし、免疫細胞治療の更なる発展と普及に向けて、様々な取り組みを行ってまいります。 本件の平成24年9月期業績に与える影響は軽微であります。以上【ご参考】 ・東大病院が承認取得した「ゾレドロン酸誘導γδT細胞を用いた免疫療法」について  東大病院は、下記の医療技術について、先進医療の申請をしておりましたが、2012年6月1日付で厚生労働省より正式に承認されました。  高度医療技術名:ゾレドロン酸誘導γδT細胞を用いた免疫療法  適応症:標準治療抵抗性の非小細胞肺がん  技術の概要:患者末梢血から単核細胞(PBMC)を採取し、その中に含まれるγδT細胞をゾレドロン酸とIL−2を用いて体外で刺激培養した後、再び患者の体内に戻す。2週間ごとに6回実施し、効果が確認された患者はさらに治療を継続する。 ・第3項先進医療(高度医療)について  薬事法上の未承認または適応外使用である医薬品または医療機器の使用を伴い、薬事法による申請等に繋がる科学的評価可能なデータ収集の迅速化を図ることを目的とした先進的な医療技術。第3項先進医療として厚生労働省に認められれば、保険診療との併用が認められています。  なお、先進医療に認定された治療技術については、民間医療保険の先進医療特約による治療費給付が受けられます。
 
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