国土交通省／『第9回　日ASEAN港湾保安専門家会合』の結果報告｜物流ﾆｭｰｽ

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■国土交通省／『第9回　日ASEAN港湾保安専門家会合』の結果報告

『第9回　日ASEAN港湾保安専門家会合』の結果報告－新しい｢日ASEAN港湾保安向上行動計画｣の策定について－
平成24年6月11日

国土交通省港湾局は､6月5日（火）から6月6日（水）まで､ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙにおいて｢第9回　日ASEAN港湾保安専門家会合｣を開催いたしました｡本会合は､日ASEAN 交通連携の一つである｢海事ｾｷｭﾘﾃｨﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ｣の一環として､各国の政府関係者による港湾保安対策の向上を目的として実施しています｡結果は下記のとおりです｡

結果

1．日　時　平成24年6月5日　　第9回　日ASEAN港湾保安専門家会合　　　　　　6月6日　　会合及び港湾保安対策の実例視察（ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ港）2．場　所　ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ3．参加者　ｶﾝﾎﾞｼﾞｱ､ﾏﾚｰｼｱ､ﾌｨﾘﾋﾟﾝ､ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ､ﾀｲ､ﾍﾞﾄﾅﾑ及び日本の港湾保安の専門家､及び海事保安関連ｺﾝｻﾙﾀﾝﾄ等計19名が参加｡日本からは､港湾局海岸･防災課危機管理室山本康太課長補佐､市村欣也専門官らが参加しました｡　議長は日本の市村欣也専門官が務めました｡4．主な内容(1)各国個別行動計画の報告　｢各国個別行動計画｣について､前回（第8回）会合からの進捗や､各国が抱える港湾保安対策に関する課題等が報告されました｡(2)新しい｢日ASEAN港湾保安向上行動計画｣案の採択　これまでの｢海事ｾｷｭﾘﾃｨﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ｣の活動を通して蓄積された港湾保安に関するﾉｳﾊｳを､各国の港湾まで確実に普及するため､新しい｢日ASEAN港湾保安向上行動計画｣が必要との合意がなされていたところですが､今会合では､新しい｢日ASEAN港湾保安向上行動計画｣案が採択され､日ASEAN交通大臣会合での承認を得るため､第10回日ASEAN次官級交通政策会合（6月26日､沖縄）に提案することが合意されました｡(3)継続的な港湾保安対策の実施に関する討議　今後も日ASEANが協力し､新たな｢日ASEAN港湾保安向上行動計画｣に基づいた､港湾保安講師育成と港湾保安監査人材育成を中心とする保安対策を向上させる活動を継続的に実施して行くことが合意されました｡(4)第10回日ASEAN港湾保安専門者会合　次回会合は､平成24年末にﾍﾞﾄﾅﾑで開催されることが合意されました｡