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■豊田通商/中国に自動車用磨棒の生産拠点を設立
中国に自動車用磨棒の生産拠点を設立〜特殊鋼部品の現地調達比率の向上へ〜
2012年 6月 7日
豊田通商株式会社(本社:名古屋市、社長:加留部 淳、以下豊田通商)は、山陽金属鋼業株式会社(本社:大阪府八尾市、社長:河田 一郎、以下山陽金属鋼業)と共に、2012年5月に中国江蘇省常州市に自動車用磨棒鋼の製造・販売を行う生産拠点を設立しました。新合弁会社の山陽金属(常州)冷拉鋼有限公司(以下新会社)は、2013年初めの操業開始を目指し、近々新工場の建設に着手する予定です。
 
1. 新会社への出資の背景
豊田通商と山陽金属鋼業は、中国において今後更に成長が見込まれている自動車分野での事業化を目指し市場調査を進めてまいりました。従来、自動車向け磨棒鋼については、日本からのKD部品輸出が中心にて、現地調達化は限定的な採用にとどまっておりました。近年、現地調達化の環境も整い、中国における現地調達化向けた活動が日系各社において進んでおります。この度新たに中国においても事業を展開することで、更なる関係構築による事業拡大を進めることとなりました。
 
2. 参入の目的と役割
新会社は、中国において各種自動車向けを中心とした磨棒鋼製品を製造・販売致します。 山陽金属鋼業の鉄鋼2次加工ノウハウを通じて、日系自動車部品メーカー各社の現調化に貢献していきます。また豊田通商は長年培った自動車業界における鋼材安定供給機能を新会社に提供することで、中国在日系ユーザーの現地調達化ニーズに応えてまいります。
 
3. 今後の展開
豊田通商は、山陽金属鋼業と共に、グローバルなネットワークと自動車分野における事業での強みを生かし中国での自動車用磨棒鋼生産事業へ参入することで、中国市場でのプレゼンスを確立してまいります。
 
≪新会社の概要≫




社名

山陽金属(常州)冷拉鋼有限公司
(サンヨウキンゾク ジョウシュウ レイラコウ ユウゲンコウシ)


事業内容
引抜磨棒鋼の製造・販売


設 立
2012年5月


所在地
中国江蘇省 常州市 武進開発区内


代表者
河田 一郎


資本金
5,625千米ドル


株主構成

豊田通商株式会社                     49%                    
山陽金属鋼業株式会社              51%


従業員数
約20名
≪山陽金属鋼業の概要≫




社名
山陽金属鋼業株式会社


事業内容
引抜磨棒鋼の製造販売


設立
1951年9月


所在地
大阪府八尾市老原4丁目155番地


代表者
代表取締役社長 河田 一郎


資本金
45百万円


拠点
本社工場(大阪府八尾市)、九州工場(福岡県北九州市)、中部工場(愛知県豊川市)


従業員数
50名
 
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